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【未確認生物】シーサーペントの目撃例と正体

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地球上の7割を占める海には、まだまだ人類の知らない世界が広がっているといわれます。

深海に棲む生き物のなかにはいまだ発見されていない未知の生物もいるとされます。

シーサーペントとは、昔から世界中の海で目撃されている謎の巨大海洋生物のことです。

あまり有名でないかもしれませんが、ツチノコやスカイフィッシュと同じUMAの一種とされており、多くの場合、その存在については真偽不明とされています。

果たして、広い海の中には、まだ我々の知らない巨大な生き物が本当に存在しているのでしょうか。

ここでは、海の未確認生物シーサーペントについて紹介していきたいと思います。

シーサーペントとは

引用:http://www.gibe-on.info

シーサーペント(sea serpent)と呼ばれる生物は、世界中の海で目撃されている巨大な海洋生物のことで、特定の決まった姿があるわけではありませんが、多くの場合は大海蛇(もしくは海龍)とされます。

目撃例は中世以降の時代に報告されるようになっていて、7つの海すべてで目撃情報がありますが、主に太平洋や南大西洋など暖かい地域での遭遇が多いようです。

中世から近代にかけて作られた世界地図には、海の部分にシーサーペントと思われる怪物が描かれているものがたくさんあります。

一般的に蛇と呼ばれていますが、その姿は様々で、目撃情報によって蛇の種類も違っています。

シーサーペントの特徴

引用:ja.wikipedia.org

大きさは最小10mから大きいものになると100m以上になり、数㎞になるという話もあります。

頭は亀のようだとか、馬のようだとか、これも目撃例によって様々で、なぜか頭の後ろにたてがみのようなものが生えていたという例が多いようです。

このことから、シーサーペントを海馬と呼ぶこともあります。

海の生き物にたてがみというのは珍しいため、これは海に潜っているあいだに海藻がこびりついたものだともいわれます。

そのほか、全身は固いウロコに覆われていたとか、毛むくじゃらだったとか、皮膚のような角質だったなど体の特徴もばらばらで、多くの場合にはヒレがついているようです。

シーサーペントの生態

引用:commons.wikimedia.org

シーサーペントは基本的には大人しい動物のようで、人の乗る船を襲ったという話は滅多にありません。

まれに船を転覆させたという話もありますが、なにか怒らせるようなことをしたか、それとも偶然ぶつかっただけかもしれません。

マッコウクジラと格闘していたという目撃情報は多いようですが、これはクジラを餌にしているということでしょうか。

シーサーペントはあまりにも巨大なため、海上に浮かんでいるとまるで島のように見えるため、勘違いしてしまうことがよくあり、通り過ぎるのに数日かかったという話も伝わっています。

シーサーペントに出会わないためには

引用:ja.m.wikipedia.org

以上の話からすると、遭遇してもそれほど問題はないように思われますが、一方、シーサーペントに遭遇すると海が荒れるという言い伝えもあります。

船乗りにとってやっかいな時化にはできれば遭いたくないものです。

そういうときには、中央アジア(ペルシャからアフガニスタン)に生えているアギという植物の樹脂を海に撒くと、そのにおいを嫌って寄ってこなくなるといわれています。

シーサーペントの仲間たち

ここからは、シーサーペントと同じく海や水辺に棲むといわれる伝説上の生き物を紹介します。

もしかすると、この生物たちもシーサーペントの親戚なのかもしれません。

1、レヴィアタン

引用:www.pinterest.jp

レヴィアタンとは、「自分自身を巻く者」という意味があります。

旧約聖書の『ヨブ記』『イザヤ記』に登場する巨大な海獣のことで、ワニや大海蛇、クジラなどともいわれますが、なにかよく分からないものとして描かれていることも多いです。

このように、古代から海に棲む巨大な蛇というモチーフが伝説の中に現れていたことがわかります。

北欧神話やギリシア神話にもそれぞれミズガルズ蛇、オーケアノスという海蛇が登場します。

2、クラーケン

引用:matome.naver.jp

ノルウェー語で「極地」を意味するクラーケンという生物は、巨大なタコやイカとして描かれることの多く、こちらは寒い北の海に棲んでいます。

ユダヤ教、キリスト教の伝説では、天地創造のときに生まれた2匹の怪魚で、この世の終わりまで生きるとされています。

クラーケンは強烈な臭いを周囲に発して、寄ってきた魚を捕食します。

帆船を襲って船員たちを食べてしまうことがあるといわれ、乗員全員が失踪したことで有名なメアリー・セレスト号でも、船員たちがクラーケンに襲われたのではという憶測がなされていました。

しかし、ある司祭が海に浮いているクラーケンを島と間違えて上陸した際には、司祭が体の上でミサを上げるのを大人しく待っていたという話もあり、シーサーペント同様に大人しく分別のある一面も持っているようで、実は頭がいいのかもしれません。

クラーケンについてはダイオウイカを誤認したものではないかという説もありますが、すべての目撃例がそうだという確証もありません。

3、海坊主

引用:http://chahoo.jp

日本では、海から現れる巨大な人型の海坊主という妖怪がいますが、実は同じような怪物は世界中で目撃されています。

シー・ビショップ(海の司教)、シー・モンク(海の修道僧)と呼ばれ、嵐を起こし、船を沈めるとされています。

シー・ビショップは、人の姿をしていますが、頭には髪がなくツルツルで、体はウロコに覆われています。

腕や足の指のあいだには水かきがついていたり、ヒレになっていたりします。

顔は人間に似ていますが、とても醜く、肩からはマントや法衣のようなものを羽織っています。

体の大きさについては諸説あり、人間大のものから、船より大きな巨人サイズまで様々です。

ノルウェーなど北の国では浜に打ち上げられていたり、網にかかったこともあるといいます。

シー・ビショップについては、アザラシやエイを見間違えたのではという説もありますが、はっきりとしたことは分かっていません。

4、ネッシー

引用:www.discoverychannel.jp

ネッシーは、イギリスのスコットランドにあるネス湖に生息すると噂されるUMAで、その存在は20世紀最大のミステリーといわれています。

1933年以降多数の目撃例があり、ネッシーもシーサーペントの仲間だといわれることがあります。

ネッシーは恐竜の時代に生きていた大型水棲爬虫類の首長竜プレシオサウルスの生き残りが進化したものともいわれます。

1934年にロンドンの外科医ロバート・ケネス・ウィルソンが撮影した写真は長らく代表的なネッシーの写真とされていましたが、現在ではこれは偽物だったことが明らかになっています。

5、チェッシー

引用:http://chahoo.jp

チェッシーはアメリカの首都ワシントンの東にあるチェサピーク湾に出没するという謎の巨大水棲生物です。

目撃情報によって差がありますが、大きさは3~12mほどで、頭はボールのように丸く、背中にはコブがついた蛇のような細長い体をしていて、くねくねと泳ぐといわれます。

シーサーペントのなかではかなり目撃証言の多いものになっています。

シーサーペントの目撃例

世界中にはいくつものシーサーペントの目撃談があり、19世紀や20世紀になっても報告例があり、シーサーペントが単なる空想の産物と言い切れない理由です。

世界に残るシーサーペントの目撃例から有名なものをいくつか紹介していきましょう。

1、グリーンランドのシーサーペント

引用:www49.atwiki.jp

ハンス・エジトは、デンマーク出身の宗教家でグリーンランドへの布教活動を行った功績で知られます。

1673年、ハンスはグリーンランドで謎の水棲生物を目撃し、その様子を報告しました。

その怪物は、蛇のような細長い体をしていて体毛が生えていて、頭からは潮を吹いていたといいます。

このシーサーペントについては、巨大なイカを見間違えたのではないかといわれていますが、体毛が生えていたという話や潮を吹いていたという点はクジラに近いようにも思えます。

2、喜望峰のシーサーペント

引用:http://theappendix.net

1848年8月6日、イギリス海軍のフリゲート艦ディーダラス号は、イギリス本国を目指し、アフリカ大陸南端の喜望峰と、セントヘレナ島のあいだの海域を航行していました。

すると、船の右側から蛇に似た巨大な生物が接近してきました。

この生き物は艦長や航海長ら7名の船員によって確認され、艦長によって海軍本部にも報告されました。

この巨大な海蛇は、全長約30mで、水上には18mほどの背中が露わになっていて、そこには馬のようなたてがみが生えていました。

このたてがみは、海藻のようにも見えたといいます。

怪物は、全身黒褐色で、当時のイラストを見るとまるで大きなウナギのようです。

蛇のような巨大な頭を海面から出し、ディーダラスには目もくれないように船の横を悠々と通り過ぎていったといいます。

艦長によれば、その様子は20分ほど観察できたとされます。

この話は当時、『タイムズ』紙の一面を飾るほどの大ニュースになり、怪物の正体を巡って、新聞紙上や学術上の大論争を引き起こしました。

目撃した7人の証言は細かな部分で違っているところもあったため、学者などからはゾウアザラシの見間違えだという批判も受けましたが、それでも船員たちは自分たちが目撃したのは未知の巨大生物だという主張を曲げませんでした。

3、カナリア諸島のダイオウイカ

引用:www.independent.co.uk

1861年11月17日、フランスのコルベット艦アレクトン号が、スペイン領カナリア諸島沖で、巨大な生き物と遭遇しました。

その生物は全長7m以上あり、瀕死の状態のようでした。

船員たちは首輪をつけてその生物を甲板に引き上げようとしましたが、重みに耐えられなかったのか、体の一部が千切れ、怪物は海に消えていきました。

そのとき、船に残された怪物の一部が、後にダイオウイカの標本と認定されています。

一部分とはいえ、証拠が残り、それによって遭遇した生き物の正体まで判明した珍しい事例です。

4、Uボートが撃沈したシーサーペント

引用:www49.atwiki.jp

1914年から第一次大戦が始まると、各国で軍艦の航行が盛んになり、それとともにシーサーペントの目撃証言が上がるようになりました。

Uボートというのは、大戦時にドイツが使用していた潜水艦で、これによって商船や油槽船を襲う通商破壊作戦が行われました。

1915年7月30日、北大西洋において哨戒任務を行っていたドイツ潜水艦U-28は、絶好の獲物を見つけます。

相手はイギリスの貨物船イベリアン号、排水量5223トン、全長180mという堂々たる船です。

U-28はさっそくイベリアン号に攻撃を敢行、見事に魚雷を命中さっせ、これを撃沈することに成功します。

傾いたイベリアン号は、船首をほとんど垂直に天に向け、もの凄いスピードで海中に没していきました。

艦長以下U-28の乗員たちは見事な戦果を喜んでいました。

と、そのとき、彼らは目を疑うような光景を目撃することになります。

イベリアン号が海に沈んでから約25秒後、水中爆発が起こり、水柱が空高く上がりました。

その頃には、イベリアン号の船体は水深100~200mまで沈んでいたと考えられます。

U-28の艦長と乗員6名は、浮上した潜水艦の司令塔からイベリアン号の破片が宙に舞い上がる様を見ていました。

すると、海の中からとてつもなく巨大な生物が飛び出してきたのです。

その生き物は海面の近くにいたところを爆発の衝撃波で投げ出されたらしく、もがきながら大きく宙を舞い20~30の高さに上がったかと思うと、再び海の中へと落ちて消えていきました。

その怪物は体長約20mでワニに似た姿をしており、手足には水かきがあったといいます。

しかし、死んではいなかったようで、そのまま二度と浮かび上がってくることはありませんでした。

それはまるで中世代白亜紀の地球に生息していた大型の肉食海棲生物モササウルスに似ていたということです。

公式記録にはない話

しかし、当時のドイツ海軍にU-28がシーサーペントに遭遇したという記録は残されていません。

確かに、U-28という潜水艦は存在していて、1915年から出撃していましたが、1917年9月2日に自らが沈めた貨物船の爆発に巻き込まれて沈んでいます。

これによって、怪物を目撃したはずの乗員たちもみな海の藻屑となってしまったのです。

ただ一人、事前の人事異動によって艦を離れていた、1915年当時の艦長ゲオルグ・ギュンター・フォン・フォルストナーを除いては。

どうやら、この話は海軍の記録に基づくものではなく、戦後にドイツの地方新聞が行った艦長へのインタビューがもとになっているもののようなのです。

艦長の作り話だったのか?

記事のタイトルは、「スコットランドの海の怪物はすでにドイツ潜水艦によって目撃されていた」というもので、スコットランドの怪物とはネッシーのことを指します。

このとき、怪物を目撃した6人の乗員はすべて戦死していたため、事件のことを知るのは艦長だけです。

しかも、このインタビューは酒の席で行われたもののようで、気の大きくなった海の男がホラ話をでっちあげたと考えることもできそうです。

しかし、この記事で艦長は当時一緒に司令塔で怪物を目撃した乗員一人一人の名前までを出していて、単なる作り話にしては細部に妙なリアリティがあります。

真実は今とはなっては闇の中ですが、このシーサーペントはワニのような見た目で、よく言われる大海蛇とは少し違っているようです。

このあたりは、もし創作だとするなら、艦長がネッシーを意識したものだとみることもできるでしょう。

5、シーサーペントに襲われたUボート

引用:http://www.gibe-on.info

シーサーペントを撃沈したUボートに続いて、今度は逆にシーサーペントによって襲われたUボートのエピソードです。

このUボートはUB-85という名前で、1918年4月30日、スコットランド沖で浮上していたところをイギリスの巡回艇によって拿捕されました。

しかし、このUB-85の拿捕について、実はシーサーペントが原因だったという噂が流れたのです。

UB-85が捕まった時、ドイツ水兵たちは不思議と抵抗することもなく、潜水艦は自沈させられました。

そして、艦長はUB-85が浮上して原因について、バッテリーを充電するために夜間浮上していたところを、巨大な海の生き物に襲われたため浮上することを余儀なくされたと証言したのです。

艦長によると、その怪物は巨大な目をもち、頭にはツノが生えていて、目は月明かりにギラリと煌めいていたといいます。

潜水艦は怪物に砲撃を行いましたが、怪物は潜水艦の砲座に飛びつき、艦を傾かせました。

それでも艦長は攻撃の続行を命令し、なんとか怪物を追い払うことに成功します。

しかし、シーサーペントとの戦闘によって損傷を受けたUB-85はそれ以上潜航することができなくなってしまったというのです。

この話も創作?

しかし、どうやらこの話も作り話のようで、U-28と同様に当時の記録にそのような記述はなく、イギリスの歴史学者が調査したところ、2005年にインターネット上に書かれたものが初出のようです。

6、武装商船ヒラリーが沈めたシーサーペント

引用:pixels.com

こちらも第一次大戦中の目撃例で、1917年5月22日、アイスランド南東の海上で、イギリスの武装商船ヒラリーが遭遇したシーサーペントです。

ヒラリーの乗員たちは海上になにか漂流物のようなものを発見します。

はじめは枝のないこぶだらけの太い木の幹だと思われていたそれは、やがて、巨大な海蛇であることがわかりました。

その怪物は牛に似た頭と長い首をもち、三角形の背びれがついていたといいます。

ヒラリーはすぐさまこの怪物に砲撃を行い、砲弾が命中したシーサーペントは、3分ほどもがいた末に海の中へと消えていったといいます。

ヒラリーは、その後Uボートによって撃沈されましたが、この話は生き残った艦長と乗員たちによって伝えられました。

このように、同時代にシーサーペントの目撃情報がいくつも語られていたようで、こうしたことも、UB-85のような話が生まれてくる原因となったのではないでしょうか。

7、客船ブリタニアの漂流者を襲った巨大触手

引用:jishin-yogen.com

今度は第二次世界大戦での目撃情報です。

1941年3月25日、インドのボンベイ(現ムンバイ)に向けて航行していたイギリスの客船ブリタニア号は、南大西洋でドイツの仮装巡洋艦トールに襲われ、撃沈されました。

仮装巡洋艦というのは、商船に武装を施した軍艦のことで、民間船舶を装って獲物に近づき、撃沈するという通商破壊用の艦です。

このとき、生存者の一団は小さな筏につかまり、大海原に放り出されることになりました。

すると、その中の一人であるインド人船員が突然、海の中から飛び出してきた巨大な怪物の触手に巻き付かれ、海中に引き込まれました。

次に触手が襲ってきたのはイギリス人のコックス大尉でしたが、大尉は必死に抵抗し、怪物を撃退することに成功しました。

後に救助されたとき、大尉の体には巨大な吸盤のような跡が残されていたということです。

8、ロベール・ルセレックの撮影した巨大生物

引用:jardin-favori.com

1964年12月12日、オーストラリアのクイーンズランド州沖合で、フランス人の写真かロベール・ルセレックが巨大な怪物を撮影しました。

その怪物は体長約25mで、足やヒレはついておらず、蛇のような体をしていました。

頭は大きいのに体は先細りで、写真でみるとオタマジャクシのように見えます。

怪物はなぜか背中に深い傷を負っていて、ルセリックが友人と潜水していくと、弱々しく口を開き、逃げるように深みへ泳いでいったといいます。

この後、シーサーペントの目撃例が相次ぐようになり、この一件が現代においてシーサーペントがUMAとして認識されるきっかけになったといえます。

9、ニュージーランド沖のニューネッシー

引用:http://www.nazotoki.com

ニューネッシーとは、1977年4月25日、日本のトロール船「瑞洋丸」がニュージーランドのクライストチャーチ沖で引き揚げた巨大な水生生物の腐乱死体のことです。

怪物は全長約10m、重量約1800kg、首の長さは1.5mにもなり、首長竜に似ていたことから、ネッシーにちなんでニューネッシーという名がつけられました。

ニューネッシーはマスコミにも取り上げられ、未知の生物ではないかと話題になりましたが、漁船である瑞洋丸はそんな巨大な死骸を積むスペースがないことと、ひどい臭いがすることから、ヒゲ状のもの数本を切り取り、残りは海に捨てられてしまいました。

船員の多くは、そのときの腐乱臭はどの魚のものとも違っていたと証言しています。

正体はウバザメ?

引用:www.same1.info

怪物の正体については、写真をもとに当時から大型のサメではないかという説が出ていました。

その後、切り取ったヒゲが鑑定され、その結果から、ウバザメのものであると断定されました。

UMA愛好家のあいだではいまだに未確認生物説や首長竜説も主張されていますが、現在ではニューネッシーの正体はウバザメというのが一般的になっています。

ただ、この調査はヒゲから採取されたコラーゲンの分析によるもので、DNA鑑定のように確固たるものではありません。

さらに、瑞洋丸の乗組員による、「ウバザメはそれまで何度も網にかかっていたため見間違えることはありえない。あの生物には足があった」という証言もあります。

シーサーペントの正体とは

ここまで、様々な言い伝えや目撃証言などをみてきましたが、ここからは、それらをもとに、シーサーペントの正体として提唱されているいくつかの説についてみていきましょう。

1、ダイオウイカ

引用:dot.asahi.com

ダイオウイカはダイオウイカ科に分類される世界最大級の無脊椎動物で、成長すると非常に巨大になるため、シーサーペントの正体として最も有力視されています。

ダイオウイカは北アメリカからヨーロッパ付近、太平洋まで広い範囲に生息していて、シーサーペントの目撃範囲とも一致しています。

大きなダイオウイカになると、足を広げたときの長さが30mほどに達し、まさに巨大な怪物に見えるというわけです。

シーサーペントに関する言い伝えでは、特に古いものに、船に巻き付いてきたという証言が多く残されていますが、これもイカの触手と考えられます。

シーサーペントの目撃例の中には、ブリタニア号を襲った怪物のようにダイオウイカを思わせるものや、アレクトン号のように実際にダイオウイカと認定されたものもあります。

さらに、マッコウクジラとシーサーペントが格闘していたという話も多いですが、ダイオウイカの天敵はマッコウクジラと考えられており、これについても説明がつきます。

2、リュウグウノツカイ

引用:news.goo.ne.jp

現在ではすっかり有名になったリュウグウノツカイですが、昔は幻の魚として扱われていました。

リュウグウノツカイは、大西洋から太平洋、インド洋と世界の広い地域に生息していて、これもシーサーペントの目撃情報とあっています。

リュウグウノツカイは、全身銀白色の魚で、全長は3mほどですが、大きいものでは11mほどになることもあります。

その姿はまるで蛇のようで、深海に棲むことから一般には知られていなかったため、シーサーペントに間違えられたのではないかといわれます。

3、ステラーカイギュウ

引用:www.vario-media.net

ステラーカイギュウとは、ジュゴン科の海棲哺乳類で、北太平洋からベーリング海に生息していたとされます。

ステラーカイギュウは体長9mになり、全身に毛が生えていて、潮を吹いているように見えるなどシーサーペントの特徴にも当てはまります。

ステラーカイギュウは、1768年ごろに、その毛皮や脂肪を求めたハンターたちの乱獲によって絶滅したとされています。

ハンス・エジトの見たシーサーペントのように、潮を吹いていたという目撃例もあり、北のあたりで目撃されたシーサーペントのなかにはひょっとするとステラーカイギュウが混ざっていたかもしれません。

4、巨大ウナギ

引用:ja.wikipedia.org

シーサーペントの正体として考えられるものでは、ほかに巨大なウナギなどがあります。

ウナギやアナゴ、ハモなどの主にウナギ目の生物の幼体のことをレプトケファルスといいます。

成長すると、ウナギの場合はレプトケファルス期の18倍、アナゴの場合は30倍ほどの大きさに成長します。

1960年代には12mものレプトケファルスが見つかったという記録があり、これが順当に成長したとすると、数十mの成体になったと考えられ、十分に巨大生物といえます。

ウナギの中には体長3.6mのものが捕獲された例もあり、過去にはさらに大きなものがいた可能性も否定できません。

5、その他の生物、漂流物など

その他にも、ニューネッシーの正体とされるウバザメやイルカやクジラといった巨大な海洋生物、アザラシなど様々な動物がシーサーペントに見間違えられる可能性があります。

その他にも、海には流木や海藻などの漂流物や、鳥の群れ、光の加減や蜃気楼、さらには波そのものも見方によっては生き物に見えることもあるでしょう。

6、でっちあげ、作り話

シーサーペントの目撃談には、U-28やUB-85の例のように、作り話の可能性が高いと考えられるものもあります。

有名なネッシーの写真も今では模型を使った偽物だということが知られているように、たとえ写真があったとしても、真実だとはいいきれません。

すべてが嘘だとは言いませんが、こういった話は、ある程度疑ってかかるという視点も必要だと考えられます。

7、未知の巨大海棲生物

しかし、何百年ものあいだ繰り返しされてきたシーサーペントの目撃証言がすべて見間違えや勘違い、作り話だという確証もありません。

深海は、人類にとって最後のフロンティアともいわれ、海の80%を占めるにも関わらず、まだまだわかっていないことがたくさんあるとされます。

多くの目撃談のなかに、まだ人類に知られていない生物の目撃例が混ざっている可能性もゼロとはいえないのではないでしょうか。

まとめ

以上、海の巨大生物シーサーペントについての特徴や目撃談、考察などをご紹介してきました。

人類が海と関わりをもって以来、こういった目撃談は数え切れないほどです。

こういったUMAの話については、疑わしい部分も多くあるのは事実ですが、シーサーペントの場合は、深海という人類にとっても未知の場所に生息しているため、もしかしたらいるのかも、と思わせるところがあります。

もしかすると、今後、これまでに知られていなかった巨大な海棲生物が発見されることがあるかもしれません。




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