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【実在】世界のマッドサイエンティスト5選

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リンゴが木から落ちる様子を見て、ニュートンが万有引力を思い付いたように、科学を発展させてきたのは、人の思いもよらない発想です。

しかしそれが度を過ぎて危険な発想や、人道に背く実験を行ってしまうマッドサイエンティストも世界には存在します。

この記事ではそんな実在するマッドサイエンティストについて紹介します。

 

二コラ・テスラ


引用元:http://www.tsukuba-kagaku.co.jp/services/teslacoil/

二コラ・テスラと言えば交流電気方式、蛍光灯、無線操縦、空中放電でよく知られるテスラコイルなどの発明家として広く知られています。

特に交流電気方式や蛍光灯は今日の私たちの生活になくてはならないものであり、偉大な発明家と言えるでしょう。

アメリカの発明王、トーマス・エジソンとの「電流戦争」も有名なエピソードです。

ですが二コラ・テスラは同時に変人としても知られていました。

「宇宙人と交信している」、「地球を割ってみせる」などと怪しげなことを口癖のように言うことがあり、また晩年は「光線兵器」、「天候コントロール技術」、「人工地震兵器(HAARP)」など壮大で、かつオカルティックな構想を描くことが多かったようです。

構想の中には「世界システム」と呼ばれた、地球の磁場を活かして無限に発電し、無線に乗せて世界中へ送電する、いわゆるフリーエネルギー(永久機関)も存在し、実際に実験もされたそうですが、うまくは行かなかったようです。

もし成功し、実用化していたら私たちの生活はどのようになっていたのでしょうか。

テスラは死後、FBIによってその発明品や設計図がみな押収されました。

押収品の重量は数トンにも及ぶと言われ、そのすべてがテスラの母国であるセルビアに返還されたと伝えられています。

しかしもしかしたら、晩年のオカルティックな構想が思わぬ形で表れる日もいずれ訪れるのかもしれませんね。

 

ロバート・コーニッシュ

現在の心肺蘇生法が確立されたのは1960年代のことです。

それまでは死者を蘇生するために様々な方法が取られてきました。

1930年代の化学者ロバート・コーニッシュも、死者の蘇生を追い求めた一人です。

コーニッシュは弱冠18歳で大学を卒業、20歳で博士号を取得し神童と呼ばれた人物でした。

しかしながらコーニッシュは死者の蘇生をテーマに恐ろしい実験へ打ち込み始めます。

コーニッシュは死後間もない死体であれば、シーソーにくくりつけて揺らし続けることで絶えず血液を循環させ、特定の条件を満たすことで蘇生が可能であると考えました。

実際に、コーニッシュは窒息死させた犬を、自らの考えた方法で蘇生させたと言われています。

そしてコーニッシュはこの蘇生実験を人間でも試したいと思い、処刑された死刑囚を蘇らせたいと言う声明を出します。

すると当時カリフォルニア州にあるサン・クエンティン刑務所に収監されていたトーマス・マクモニグルが名乗り出ます。

結局この実験は世間を大いに賑やかしましたが、ガス室での処刑がコーニッシュの考える蘇生の条件に合わないなどの理由からついに実行はされず、この声明の後、コーニッシュは狂人として研究者としての生活ができなくなりました。

コーニッシュが犬を蘇生させる実験は映画会社ユニバーサルスタジオが撮影し、映画の1シーンとして利用しており、現在もYouTubeなどで視聴が可能です。

興味のある方は見てみてはいかがでしょうか。

 

石井四郎


引用元:https://endia.net/nanasanichibutai-jintaijikken

石井四郎は帝国大学医学部を卒業した医学博士として、あの悪名高き731部隊を創設しました。

731部隊とは正式名称を関東軍防疫給水部本部と言います。

その名の通り主な仕事は過酷な中国大陸で兵士の感染症を予防し、清潔な水を供給することでした。

石井は新型のろ過機を使い汚水や自らの尿を飲むなど、やや変わり者として知られていました。

一方で石井は当時の軍医が中将までしか昇進できないことに不満を覚え、革新的な成果を得るために安上がりな兵器として細菌兵器に目をつけます。

石井は731部隊を用い、捕虜を対象にペスト菌や炭そ菌、チフス、毒ガスなどの人体実験を繰り返しました。

1940年ごろには年間で1000万円(現在の90億円に相当)の資金を与えられ、石井は豪邸暮らしをしていたと言います。

実際に1940年から42年にかけてペスト菌を中国へ散布するなどの成果を挙げていたようです。

しかし1945年、ソ連が日本に宣戦布告すると本土からの命令で731部隊は撤退。

その際に捕虜400人を毒ガスで殺し、証拠隠滅のため研究施設も爆破します。

戦後、石井は病死を装って戦犯としての追及を逃れようとしますが、人体実験の資料と交換で戦犯から逃れました。

731部隊では非人道的な実験の中心人物だった石井も、晩年は医者として近隣住民を無償で治療するなど、罪滅ぼしの意識が働いていたと言われています。

 

ホセ・デルガード

脳にICチップを埋め込むというのは、『マトリックス』を始めに、様々なSF作品で用いられる設定です。

また今日では体内にICチップを埋め込むことで財布やカードを持ち歩かずに決済ができるなど、次第に技術がSFに近付きつつあります。

しかし1970年代初め、脳に電極を埋め込むことで感情をコントロールする研究をしていた学者がいました。

名前をホセ・デルガードと言います。

ホセは動物の脳にスティモシーバーと呼ばれる特殊な装置を埋め込み、外部から電波を送ることでその行動をコントロールする研究を進めていました。

特に1963年には闘牛の脳にスティモシーバーを埋め込み、リモコンで自在に操る実験が大きな話題を呼びます。

ですがこの実験があまりに有名になりすぎたため、スティモシーバーを使って他人を洗脳できるという誤解が広まり、ホセは何百人もの人に脳にスティモシーバーを埋め込まれて操られていると訴訟され、アメリカの学会を去ることを余儀なくされました。

1970年代には脳性まひやパーキンソン病治療にスティモシーバーが効果的であるという事例が表れ、再評価される向きもありますが依然として洗脳されるという偏見から、スティモシーバーを用いた治療は進歩していません。

 

トロフィム・ルイセンコ


トロフィム・ルイセンコはソビエトロシア時代の生物学者、農学者です。

ルイセンコは今日の遺伝学で定説とされるメンデルの遺伝学や遺伝子を否定し、ラマルク、ミチューリンといった農学者の考えをもとに「環境に適応するための変化が遺伝する」という学説を訴えました。

このルイセンコの反遺伝学的な主張はソ連国内でルイセンコ論争と呼ばれる論争を引き起こしますが、共産党の支持を得てスターリンやソ連科学アカデミーの討論会で勝利し、ルイセンコはレーニン全ソ連農業科学アカデミーの長として集団農場の運営に努めました。

ルイセンコはライムギが小麦へ、雑草が穀物に自発的に変化する「自然協力」が発生すると主張し、「自然協力」に基づく運営をしますが当然起こるはずもありません。

ソ連は農業だけでなく、メンデル遺伝学に基づく科学的な生物学の研究のほとんどが凍結され大きな遅れを取ってしまいました。

今日ではルイセンコの農法は一部を除いて否定されています。

 

まとめ

この記事では実在するマッドサイエンティストを紹介しました。

発想が独特なために狂気の研究をした者、イデオロギーに染まった者と様々ですが、今日の私たちの生活にはマッドサイエンティストの存在も貢献しています。

今の科学にはより高い倫理観が求められていることは忘れないようにしたいですね。




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