超常現象・オカルト

【実在する!?】本当に欲しい超能力一覧!

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1970年代に話題となったユリ・ゲラーのスプーン曲げ、続く80年代にはMr.マリックによる超魔術と昭和の日本を席巻するブームとなった超能力ですが、近年では海外ドラマや映画、アニメなどの題材としては良く見るものの、似非科学・フィクションとして否定的な目で見られる傾向にあります。

しかし、そんなものは存在しないと言い切るのも寂しい話で、超能力があったらと夢想するのは大人になっても楽しいものです。

この記事では超能力の14種と、それを使えたと言われる実在の超能力者や事件を紹介していきます。

 

テレパシー

引用:https://alchetron.com/Joseph-Banks-Rhine

テレパシーとは他者の考えを読み取る、或いは反対に自分の思い描いたイメージを他者の心に植え付ける能力です。

テレパシーという名称は、ケンブリッジ大学の教授でもあり、英国心霊現象研究所(SRP)の設立者であるF.W.Hマイヤーズによって1882年に考案されました。

SRPは科学的な研究方法により降霊術やテレパシー、催眠術といった超常現象の真相を究明し、科学の開発や促進に役立てるという目的で設立された機関で、イギリスの本部にはマイヤーズを始めとするイギリス科学界トップクラスの学者が名を連ねました。

更にアメリカの支部には心理学者のユングやESPカードによるデータ収集からテレパシー能力の研究にアプローチをしたJ.B.ラインなどが在籍し、当時は研究対象として如何に超能力が注目されていたかを窺わせます。

またテレパシー能力に興味を寄せていたのはイギリスやアメリカだけではなく、スターリン政権下にあったソ連もまた、1920年代から独自の能力開発実験を試み、軍事利用を図っていました。

米ソ冷戦時代の1970年代にはシベリアから3200km離れたモスクワへのテレパシー通信実験も行われ、送信者がイメージした6個の物体の全てを受信者が言い当てたとされます。

 

未来予知

未来予知は将来的に起こる事象を知る能力であり、予知もしくは預言とも呼ばれます。古くは聖書や卑弥呼のような祈祷師によるものから未来予知は存在し、最もメジャーな超能力のひとつでもあります。

未来予知を得意とする超能力者は多く、ケネディ大統領の暗殺を予言し、ルーズベルト大統領からも助言を求められたとされるジーン・ディクソン夫人、1988年の段階でアル・ゴアのノーベル平和賞受賞と受賞作の『不都合な真実』というタイトルを予知して、ゴア本人にその内容を手紙で送っていたというブラジル人のジェセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース氏といったように、為政者との縁がある人物が散見されるのも特徴です。

特に、現代最高の予知能力者とされるブルガリアのババ・バンガ氏は、ソ連崩壊、チェルノブイリの原発事故、アメリカの同時多発テロなど、歴史を動かす事件を的中させ、1996年に死亡した際にはブルガリアの首相が追悼のコメントを出したとされる程、影響力を持った人物でした。

 

透視

引用:https://allthatsinteresting.com/remote-viewing-project-stargate

見えないものを透かして見ることができる能力で、特に遠隔地で起きていることを知る能力・遠隔透視(千里眼、リモートビューイング)は、冷戦下のアメリカ、ソ連の両国で最も開発が重要視された超能力でもあります。

実際アメリカでは“スターゲイト計画”と呼ばれる遠隔透視ができる超能力スパイを養成する研究が政府主導で行われており、その要にいたとされるのが、インゴ・スワンという超能力者です。

インゴ・スワンは座標を聞いただけで、その場所にあるものを知ることができ、1972年にはまだ探査機による調査が行われていなかった水星と木星の透視まで成し遂げたとされます。

スターゲイト計画は1995年にマスコミによって大々的に報じられたことがきっかけで、成果が上がらなかったことを理由に打ち切りになったとCIAより正式発表されました。

しかしこれ以降、世界中の世論が超能力に対して懐疑的になり、存在を否定する方向に流れたため、超能力開発を隠蔽するためのミス・リードなのではないか?とも言われています。

 

自動書記

自動書記とは文字を通じて死者などの別次元にいる存在と会話を行うことで、多くの場合は本人の意識がない状態で行われます。

そのため、文章の繋がりがおかしいことはもちろん、内容も意味不明なことが多々あり、中には本人も読めない古代文字で会話記録が残されることもあります。

日本では大本教の出口なおや、神道家の岡本天明が自動書記のできるシャーマンとして知られており、道具を使って霊に質問をするコックリさんなども自動書記の一種とされます。

 

サイコメトリー

引用:https://backpackerverse.com/developing-psychometry/

サイコメトリーとは、物に触れただけで、その物体の持つ過去や持ち主について知ることができるという超能力です。

サイコメトリーの能力者は物体が持つ過去の情報がプールされたエネルギー場にアクセスすることができると考えられており、超能力捜査官と呼ばれる人物の多くは、この能力を持っています。

この能力を持つ超能力者は度々、未解決事件の公開捜査特番などでTV出演することも多く、1976年に『水曜スペシャル』という番組にオランダ人のサイコメトリー能力者、ジェラール・クロワゼが出演して行方不明になっていた少女の遺体を発見した際には、30%を超える高視聴率を叩きだしました。

 

皮膚感覚知

引用:https://www.cathrynamidei.com/the-distance-between/

皮膚感覚知とは触覚でものを見る能力のことで、視界が閉ざされた状態で触れた文字を理解したり、色を感じ取ったりすることができます。

この能力を持つ超能力者として有名なのが、ソ連のローザ・クレイショーワで、彼女は科学者との実験を重ねるうちに触れたものの色が識別できる程度から、指先だけで新聞が読めるまでに皮膚感覚知能力を進化させたとされています。

これにより皮膚感覚知能力は人為的に開発ができる超能力であると考えられ、実際にソ連では視覚障碍者にこの能力を身に付けさせる実験が行われ、成功例もあったと言われます。

 

サイコキネシス

サイコキネシスは、念じることで、物理的な干渉をせずに物体を動かすことができる超能力です。

この能力を持つ超能力者で最も有名なのが、アメリカを凌ぐ超能力開発大国であったソ連において、最強の超能力者であったとされるニーナ・クラギーナです。

クラギーナはサイコキネシスを使って生きている蛙の心臓を止め、彼女の能力実験を担当する責任者であったセルゲーエフ博士自らの依頼により、博士の心臓を止めることも試みました。

この時は心電図を観察していた科学者の指示により、博士の心臓は止まる寸前で実験は中止しましたが、サイコキネシスを使った後のクラギーナは血圧や脈拍の上昇や、脊椎への激痛を感じることが多く、手に火傷を負うことまであったとされています。また実験後は決まって体重が減り、頭痛が起きたそうです。

しかし、クラギーナは自分の体を省みずにソ連のみならず世界中の超能力実験に協力し、その反動か心臓発作を起こしてしまい能力の衰えとともに命も落としました。

 

アポーツ

引用:https://www.4to40.com/biographies-for-kids/sathya-sai-baba/

アポーツとは何もない空間から任意の物体を取り出すことができる超能力で、時に引き寄せる対象は人間のこともあります。

この能力を持つ超能力者として最も有名なのがインドのサティア・サイババで、彼は乞われるまま自由自在に、飢えた人にはアポーツで出現させた食糧を与え、病に苦しむ人には薬を与えたとされています。

日本でも江戸時代から明治時代にかけて存在した長南年恵という女性が、アポーツにより治癒能力のある神水を空中から取り出していました。

彼女はアポーツを自分のためではなく、病に苦しみ、助けを乞う人々のために使ったのですが、この行為が詐欺行為であると判断され、1895年に投獄されてしまいます。

結果として詐欺罪を立件するには証拠が不足していたために不起訴となったものの、60日間の拘留期間に彼女は神水や経文を空中から出現させていたとも言われており、このことから年恵の超能力に興味を持った新聞記者や弁護士などの依頼により、度々私的な実験が行われるようになりました。

残された記録は彼女の超能力を証明するものが多く、長南年恵は現代に至るまで日本で最高クラスの超能力者であると言われています。

 

空中浮揚

空中浮揚は、文字通り自身の体を空中に浮かせることができる能力です。

この能力にまつわる伝承や記録は多く、日本でも修験道と呼ばれる山岳信仰の開祖である、奈良時代に存在した役小角(えんぬおづぬ)が、修行の末に空中浮揚ができるようになったという記録があります。

小角は他にも密教系の呪術を取得していたとされ、『日本霊異記』によると政府より危険人物と見なされて、母親を人質に捕らえられ、伊豆大島へ島流しにされたとそうです。

しかし空中浮揚のできる小角は夜が更けると流刑地から飛び立ち、富士山などに向かっては修行を積んで、夜明け前に再び伊豆大島へ戻っていたとされます。

そしてこの時に訪れたと言われる山々が日本の山岳信仰の霊山、聖地と指定されているのです。

 

テレポーテーション

テレポーテーションは空間のみならず時間をも超えて、瞬間的に自らを移動させることができる超能力です。

テレポーテーションが関係したとも考えられる事件として、1968年にブエノスアイレスで起こったビダル夫妻と夫妻を乗せた車が国道を走行中に突然姿を消し、意識を失った夫妻が再び目を覚ました際には焼け焦げた車と共にメキシコシティにいた、というものが挙げられます。

夫妻自身は超能力者ではないことから、何らかの力で開いたテレポート回路に迷い込んだものと考えられていますが、近年では量子論に基ずく量子テレポーテーション実現の可能性も示唆されており、最も科学的なアプローチが可能な超能力のひとつであるとも考えられています。

 

パイロキネシス

引用:http://dotelekinesis.com/telekinesis/pyrokinesis-training-for-beginners/

パイロキネシスは火を自在に操る能力とされ、火の気のない所で炎を起こせる、または突然人間を発火させることができるとされる超能力です。

パイロキネシスの名付け親は『スタンドバイミー』や、『シャイニング』で知られる作家のスティーブン・キングであるとされており、実際彼のデビュー作でもある『キャリー』でもパイロキネシスを使うシーンが存在します。

この能力により人体発火が起きた場合の特徴としては、対象となった人間の死体は激しく焼けているにもかかわらず、周囲の物体には損傷が見られないことで、1890年代に発見された女性の焼死体は、本人の体は焼け焦げていたものの身に着けていた衣服は何故か焼けていなかったと言われています。

同様の事件は多数起きており、1951年にフロリダ州でマリー・H・リーザー夫人の焼死体が発見された際には、婦人本人は黒焦げ、婦人の座っていた腰掛から半径50cm程度の範囲には焼けた跡が見られたものの、部屋全体は綺麗なままであり、調査を行ったFBIは煙草からの引火による焼死と結論づけたものの、検視官や遺体を調べた医師は出火原因不明と記録しています。

 

念写

引用:http://realparanormalexperiences.com/tag/thoughtography

念写は心に思い浮かべたイメージを写真印画紙などに焼き付けることで、可視化させる超能力です。

念写の名付け親でもあり、この能力の発見者でもあるのが、明治時代に東京帝国大学の教授であった福来友吉教授です。

福来教授が最初に興味を示した超能力者は熊本在住の御船千鶴子という女性で、彼女は千里眼(遠隔透視能力)の持ち主でした。

福来教授は東京帝国大学元総長である川本健次郎博士立会いの下、山川博士が文字を書いた紙を鉛管にいれ、それを透視で当てるという実験を行いましたが、何故か紙が練習用に用意したものとすり替わっていたために、博士から千鶴子の超能力はインチキであると指摘されてしまいます。

このことが原因で千鶴子は“どこまで研究してもだめです”という遺言を残して服毒自殺を図り、24歳の若さで他界するに至りました。

この経験から福来教授は文字を撮影した写真乾板を現像せずに遮光シートに包み、それを透視させるという方法を思いつきます。これなら中に書かれた文字を見ようと遮光シートを開いた途端に、中の印画紙は感光してダメになってしまうため、すり替えや覗き見といった疑惑が防げると考えたのです。

この実験で透視を成功させたのが、香川在住の超能力者、長尾郁子であり、郁子は後に自らが念じることで乾板に心という文字を浮かび上がらせることに成功。世界で初めて念写を行った超能力者となりました。

福来教授は、郁子の死後も三田光一という青年との実験で月の裏側を念写することに成功したり、鈴木光司原作の映画『リング』の貞子のモデルとされる高橋貞子とともに念写実験に取り組んだりと、千里眼と念写を解明する活動を続けていきます。

しかし、後に異端さから帝国大学の教授職を追われることとなり、近代化が進む日本の流れに逆らった在野の一研究者の実験に世論は否定的であり、表舞台で脚光を浴びることはありませんでした。

 

ヒーリング、心霊手術

ヒーリングとは、病を透視したうえで念を使って治療を行う超能力で、心霊手術は指先を使って腫瘍などの病巣を物理的に取り除く超能力です。

そのため、ヒーリングの多くは体に手をかざして行われる“手当”ですが、心霊手術では指先で開腹をして“手術”を行うために出血を伴うものとされます。しかしながら、心霊手術で患者は痛みを感じることは無く、手術痕も残らないというのです。

どちらも患者として訪れるのは医者から見放された者ばかりで、医学を騙った卑劣な詐欺行為であると批判が上がった反面、特に心霊手術はフィリピンやブラジルといった、神の力による奇跡を信じるカトリック教徒が多い土地で盛んに行われていたとされます。

心霊手術の術者の多くは医師であったものの霊が憑依して手術を行っていると主張しており、今でもマニラには数百人もの心霊手術の術者が存在し、フィリピンではビッグビジネスとして認知されています。

 

メタルベンディング

引用:https://mentalismguide.com/mentalist-uri-geller-spoon-bending-trick-revealed

直訳すると“金属曲げ”となる、この能力を使える超能力者としてあまりにも有名なのが、テルアビブ出身のユリ・ゲラーです。

ユリ・ゲラーが初めて日本のTV番組に出演したのは1973年に放送された『11PM』という人気深夜番組。彼が念力で金属を切断する様子が放映されるや否や、あっという間に話題となり、翌年『木曜スペシャル』に出演したことで一躍時の人となったのです。

この時の番組内でユリ・ゲラーが披露したのが社会現象ともなったスプーン曲げで、当時はスプーン曲げを真似ようとする少年たちが続出し、中には超能力を開花させたと名乗り出る者もいました。

マスコミへの露出が激しく、ビジネスとして最も有効に能力を使用した超能力者である反面、ユリ・ゲラー本人からは自分はCIAやFBIのミッションにも協力をしてきたという発言があり、実際に2017年にCIAがインターネット上に公開した資料の中には、ゲラーに対して行われたテレパシー能力の実験結果が存在します。

これは1973年に行われた実験であり、ゲラーのいる密室の隣の部屋にCIA局員を配置し、局員が辞書から無作為に選んだ単語からイメージして描いた絵(ぶどうなど)を、ゲラーがテレパシーを使って模写するというものでした。

この実験は8日間に渡って行われ、当時の資料作成者(サインがないため、人物名は不明)からはゲラーには超常的な能力がある、という旨の評価がされています。

 

まとめ

ベトナム戦争後のアメリカでは武力に頼らない制圧を目指して、実際に超能力部隊の編成に多大な資金が投入されたと言われており、この顛末を取材したノンフィクション文学作品『実録・アメリカ超能力部隊』は、『山羊と男と男と壁と』という邦題で映画化もされました。

この本には、疲弊しながらも世界の強国であり続けようとしたアメリカが超科学的な力に頼ろうとしたという、国家の闇が面白おかしく描かれていますが、現在でもアメリカや中国、ロシアでは超能力の軍事利用が目論まれているという説も囁かれています。

この真偽は不明ですが、いずれにしても人知を超えた力というのは、いつの時代も人間の心を捉えるものなのでしょう。




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