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世界のかっこいいカブトムシ・クワガタムシ10選

子どもの頃に昆虫を飼育したことがあるという人は多いと思いますが、昆虫の中でも特にカブトムシやクワガタムシはカッコいい見た目のためとても人気があります。

近年では海外のカブトムシやクワガタムシも比較的容易に飼育できるようになったこともあり、子どもだけでなく、大人でもカブトムシやクワガタムシを飼育・繁殖させているという人もいるほどです。

今回は見ているだけでワクワクするような世界のカッコいいカブトムシ・クワガタムシをご紹介します。

カブトムシ① サタンオオカブト

サタンオオカブト

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サタンオオカブトは、南米ボリビアの標高が高い地域で生息しているカブトムシです。

胸角下面から頭部にかけてビロード状で黄金色の毛がびっしりと生えているのが特徴で、とてもカッコいいカブトムシなのです。

「サタン」は、元ヘブライ語の「敵対者または悪魔」という意味を持っている「サタン(satanus)」に由来しています。

2010年の6月より、ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に掲載されています。

サタンオオカブトは人気の高いカブトムシですが、希少価値が高く、日本に初めてサタンオオカブトが入荷された頃は希少性からびっくりするほど高価な値段でした。

その後、養殖方法も解明され、比較的購入しやすい価格となりました。

カブトムシ② ヘラクレスオオカブト

ヘラクレスオオカブト

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ヘラクレスオオカブトは、カブトムシの王様と評されることもある、世界で最も大きな体長で、人気や知名度も1位のカッコいいカブトムシです。

「ヘラクレス」は、ギリシャ神話に登場する最大の英雄であるヘラクレスに由来しています。

180mmを超える体長をしているヘラクレスオオカブトは、中南米の標高の高い地域に生息しています。

ヘラクレスオオカブトの最大の魅力は、長く立派に伸びた角です。

オスのヘラクレスオオカブトは大きな体と長い角(胸角と頭角)が特徴で、2本の角を使って敵を挟み込んで投げ飛ばすという豪快な技を使います。

カブトムシと言うと、黒や茶色の体をイメージしがちですが、ヘラクレスオオカブトは前翅部分が黄褐色を帯びています。

カブトムシ③ アトラスオオカブト

アトラスオオカブト

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アトラスオオカブトは、フィリピンやインドネシアなど東南アジアの低地に生息しているカブトムシです。

アトラスオオカブトの特徴は3本の角を持っていることで、体長は90mmほどのカブトムシです。

また光沢のある体色も魅力的だと言えます。

「アトラス」は、ギリシャ神話に登場する、天空を支えているとされる神・アトラスからきています。

アトラスオオカブトは産卵や飼育が比較的簡単で個体数がとても多いため、外国産カブトムシながら、ホームセンターやペットショップなどでも安価で購入することができるので、外国産昆虫の中ではたいへん身近な存在と言えるでしょう。

観賞用としてもとても映えるので、初めてカブトムシを飼育するという方にもオススメなカブトムシです。

カブトムシ④ ノコギリタテヅノカブト

ノコギリタテヅノカブト

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ノコギリタテヅノカブトは、中南米の標高1500m以上の竹林に生息しているカブトムシです。

体長は85mmほどとされていますが、飼育下では100mmを超えることもあります。

ノコギリタテヅノカブトの胸角は縦に伸びていて、独特のノコギリ状の突起があることが特徴です。

ノコギリタテヅノカブトの幼虫は何を食べていて、どのくらいの期間で成虫になるかなどはあまり解明されていません。

成虫は竹の上で生活していて、竹の茎に傷をつけて出てくる汁を好物としているなど、特異な生態をしています。

他のカブトムシとは違って、角を使わずに前脚を使って敵を払い落とすという攻撃を行います。

基本的に日本で流通しているノコギリタテヅノカブトは天然個体のものはほとんどなく、ブリード個体ですが流通数はあまり多くありません。

カブトムシ⑤ ヒシガタタテヅノカブト

ヒシガタタテヅノカブト

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ヒシガタタテヅノカブト(クラヴィゲールタテヅノカブト)は、ボリビアやコロンビアに生息しているカブトムシです。

オスのヒシガタタテヅノカブトの胸角は、上に伸びてから前に曲がっていて、先端が巨大な菱形のへらのようになっていることが特徴的です。

この角が正面から見ると、まるでお殿様のように見えるとのことで、可愛らしいと定評があります。

また、体は美しい木目のような色味をしていて、カッコいいカブトムシとして飼育人気があります。

ヒシガタタテヅノカブトの幼虫は共食いをするという特性が強いため、育てる際には複数で飼わないように注意が必要です。

生態が独特で、まだ研究途上のカブトムシですが、たいへん人気が高い種です。

クワガタ① パプアキンイロクワガタ

パプアキンイロクワガタ

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パプアキンイロクワガタは、ニューギニアに生息しているクワガタで、色彩が非常に豊かなことが特徴です。

オス・メスともに金属光沢のある体をしており、オスは青緑色、黄緑色、銅色の3種類が基本ですが、メスには、青色、緑色、赤色、紫色、金色といった多くのカラーバリエーションがあります。

パプアキンイロクワガタは、メタリックなボディがカッコいいため、日本でもたいへん人気があります。

日本でも特別に寒い場所でなければ常温飼育ができるなど、飼育に手間がかからないため、飼育初心者にもおすすめなクワガタです。

青系や紫系の体色のパプアキンイロクワガタはレアな体色とされていて、かつては3万円ほどで取引されたこともあるという人気種です。

クワガタ② エラフスホソアカクワガタ

エラフスホソアカクワガタ

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エラフスホソアカクワガタは、スマトラ島の高山部のみに生息しているクラガタで、体長は100mmを超え、ホソアカクワガタ属の中では最大種です。

「エラフス(elaphus)」には、雄鹿という意味があります。

体長の半分ほどもある質感たっぷりな大アゴと、美しいボディライン、金属光沢のあるロックな体色で、その昔はエラフスホソアカクワガタが一番カッコいいクワガタと評されていました。

エラフスホソアカクワガタは成虫ペアで5,000~40,000円で購入できます。

ただし、産卵、幼虫飼育ともに難易度が高く飼育が難しいクワガタで、ブリード技術が近年になり確立してきていますが、それでも大きく育てるのは大変難しいとされています。

クワガタ③ タランドゥスオオツヤクワガタ

タランドゥスオオツヤクワガタ

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タランドゥスオオツヤクワガタはアフリカ原産のクワガタで、オオツヤクワガタという名前の通り、まるで漆を塗ったような艶のある漆黒のボディーが魅力のクワガタです。

「タランドゥス」とはトナカイ座を意味しています。

体長は90mmを超え、アフリカ最大のクワガタです。

くの字型に湾曲した大アゴはがっちりしていて、挟む力もヒラタクワガタ以上の強さがあるとされています。

成熟したタランドゥスオオツヤクワガタは、携帯のバイブレーション機能のような振動を起こすという、他の種にはあまり見られない独特な行動をします。

タランドゥスオオツヤクワガタは、以前は飼育するのが難しいと言われていましたが、近年では飼育方法が確立されてきています。

クワガタ④ ディディエールシカクワガタ

ディディエールシカクワガタ

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ディディエールシカクワガタは、マレー半島に生息しているクワガタで、鹿の角のように大きく複雑に湾曲している大アゴが特徴のカッコいいクワガタです。

大きなものでは80mm程度のサイズをしています。

オスのディディエールシカクワガタは、こげ茶色をした体に前羽の後端が赤褐色をしており、脚は赤褐色からオレンジ色をしています。

ディディエールシカクワガタの幼虫を飼育しての生存率はそれほど高くないため、飼育が難しいと言われています。

野外産のものより飼育下で羽化したもののほうがサイズが小さいことが多いので、飼育方法がまだ確立されていないと言えます。

飼育する愛好家はそれほど多くはありません。

原産地であるマレー半島では、開発に伴ってディディエールシカクワガタの生息域が少なくなっていて、個体数が激減しているそうです。

クワガタ⑤ ギラファノコギリクワガタ

ギラファノコギリクワガタ

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ギラファノコギリクワガタは、東南アジアからインドにかけて生息しているクワガタで、体長は大きなもので120mmを超える世界最大のクワガタです。

子供から大人まで人気の高い、カッコいい王道のクワガタと言えます。

「ギラファ(giraffa )」がキリンを意味しているとおり、大アゴの比率が長くて、基部は太く盛り上がっています。

ギラファノコギリクワガタの魅力はやはりこの大アゴで、産地によって大アゴの形状が違うので、産地や亜種によって、値段に差があります。

ギラファノコギリクワガタの亜種のうち、広く流通していて有名なのがフローレス島産のギラファ(ケイスケ・ギラファ)でしょう。

フローレス島産のものは、110mmを軽く超えるサイズまで育てやすいことが特徴です。

まとめ

体の大きさ、体型、色、ツノやアゴの形状など、カブトムシやクワガタは種類によってさまざまなバリエーションがあり、好みによってどのカブトムシやクワガタがお気に入りかは意見が分かれます。

ですが、どのカブトムシやクワガタにも魅力があって、子どもも大人も魅了するカッコよさがあるのではないでしょうか。



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