仕事から疲れて帰り、家で飼っているイヌやネコが出迎えてくれるととても癒されますよね。
ペットを飼っていなくても、TwitterなどのSNSで動物たちの可愛い姿を収めた写真や動画を見て、1人ニヤニヤしてしまった、なんて経験がある方もいるのではないでしょうか。
ここでは、可愛いという言葉が思わず出てしまう動物たちをランキング形式でご紹介します。
出来るだけ一般的に可愛いと言われる動物たちを集めましたが、可愛いという感覚には個人差がありますのでその点ご了承ください。
15位 コアラ
引用:http://twtukuru.com
コアラは、動物園の中でも人気のある動物です。
主な生息域は、オーストラリアの南部と東部の沿岸区域であり、内陸部で姿を見ることはあまりありません。
このように生息地が限られている背景には、18世紀後半にオーストラリアがヨーロッパの植民地となり、それによってオーストラリアに入ってきた人々によって乱獲された過去があります。
コアラの毛皮目的の狩猟が大流行し、数が激減してしまいました。
20世紀に入ってからオーストラリア東部に保護区域が作られ、絶滅を免れることができました。
このコアラの保護活動は、自然大国であるオーストラリアが野生動物保護について考えるきっかけになったと言われています。
コアラは群れを作らず、単独で生活します。
縄張り意識が強く、1匹あたり数百メートル四方の縄張りを持っているとされています。
自分の縄張りに他のコアラが入ってくると、歯をむき出しにして噛みつき、引っ掻き、全力で侵入者を追い出しにかかると言われています。
引用:https://twinavi.jp
そんな凶暴な一面もあるコアラですが、普段はユーカリの木でじっとしていることが多いです。
なんと、1日に18時間は睡眠の時間だそうです。
これほど長い時間眠っているのは、コアラが栄養の少ないユーカリの葉しか食べることができず、動いてしまうと無駄にエネルギーを消費してしまうからだと言われています。
ユーカリの木は背が高く、ユーカリの葉に含まれるシオネールと呼ばれる油の匂いを嫌がる動物が多いことから、この木を住処として選んだのではないかと考えられています。
樹上生活をしている動物の多くは、木登りの際にバランスを取るために長い尻尾を持っていますが、コアラの尻尾は短いです。
これは、木に長時間同じ姿勢で座っていても邪魔にならないように退化したと考えられています。
コアラは眠っている姿が可愛いとの声が多いので、どうぞ、最後にとびきり可愛い寝顔に癒されてください。
引用:http://naniomo.com
14位 クアッカワラビー
引用:https://auvibes.com
クアッカワラビーは、カンガルーの仲間です。
カンガルーと同じようにお腹には袋を持っており、その袋の中で子供を育てます。
移動の際には後ろ脚で飛び跳ねながら移動します。
大きさは50cmほどで、一般的な猫とほぼ同じ大きさだと言えます。
生息地は、オーストラリアの南西エリアにあるロットネスト島やボルドー島です。
中でも、ロットネスト島はクアッカワラビーの保護政策を行っている地としても有名で、クアッカワラビーに会える観光地として有名です。
クアッカワラビー最大の特徴は、この笑っているように見える顔です。
引用:http://petlog.club
いつでも笑顔に見えるのは、クアッカワラビーの口角がキュッと上がっているからです。
このことからクアッカワラビーは「世界一幸せな動物」とも呼ばれます。
口角が上がって笑顔に見える上に、暑い日には人間のように汗をかくことができないため、体温調節のために口を開けていることが多く、口を開けて笑っているように見えます。
この笑顔と、警戒心がないフレンドリーで人懐こい性格が相まって、一躍動物界のアイドルとなりました。
引用:http://karapaia.com
13位 カピバラ
引用:https://www.nasu-oukoku.com
カピバラは、最近では動物界きっての癒し系と言われています。
ネズミの仲間の中では最大種であり、体長は約80cm、体重は最大50~60kgにもなります。
平均10~20頭の群れで行動し、オス1頭とメス数頭、そしてその子供たちで群れを形成しています。
カピバラは朝と夕方日暮れ前が最も活発に活動すると言われています。
活発な時間帯は、エサを食べたり、水に入って泳ぎまわったり、子供たちは取っ組み合いをして遊ぶこともあります。
日中はのんびりと日向ぼっこをしながらお昼寝していることが多いとされています。
引用:https://matome.naver.jp
寒さが苦手な動物であり、寒い日は皆でギュッと固まって身を寄せ合い、寒さをしのぎます。
日本でカピバラが見れる動物園では、冬には温泉に入るカピバラがニュースになったこともあります。
引用:https://www.nasu-oukoku.com
水に入ることは大好きであり、前足には指が4本、後ろ足には指は3本あり、その指の間に水かきがあることで、水中ではとても上手に泳ぐことができます。
仕草がゆったりしていたり、穏やかな顔をしていることから、癒される人々が続出しているようです。
12位 シマリス
引用:http://www.1242.com
シマリスの仲間は、北アジアや北アメリカなどに広く分布しており、チビシマリス、アカシマリス、ミミナガシマリスなど、およそ25種程度知られています。
日本では、一般に北アメリカに分布しているシベリアシマリスのことをシマリスと呼んでいます。
シマリスの体長は12~17cmであり、リスの仲間の中でも小型です。
耳は小さく、背には黒色や黒褐色の5本の縦縞と、それらに挟まれた4本の白色の縞が見られるのが特徴です。
木登りが大変上手で、飛び跳ねるようにして枝から枝へと俊敏に動き回ります。
引用:http://sundy-a.seesaa.net
普段は巣穴の周りを中心にして単独で生活をしており、巣穴は基本的に地面に穴を掘って作ると言われます。
短い四肢は穴を掘るのに適しており、巣穴の長さは2m~4m近くになり、中には9m程の長さがある巣穴も報告されています。
巣穴の中には寝室や食物の貯蔵室などが作られています。
ハムスターのような頬袋を持っており、多くのエサを巣穴に持ち運ぶ習性を持っています。
木の実を食べている姿が思い浮かびますが、実際には雑食性で、主に木の実、果実、キノコ、昆虫などもシマリスの食物になります。
シマリスの木の実を貯蔵する習性は、苗木の定着に不可欠であり、森の再生や生態系に重要な役割を果たしていると考えられています。
シマリスが木の実を貯蔵した場所を忘れて、土の中に埋められたままの木の実が芽吹いてやがて大きな樹木に成長すると言われています。
自分で貯蔵した場所を忘れてしまう、おっちょこちょいなところもシマリスの愛らしい部分だと言えますね。
引用:http://www.pet-animal.net
11位 チンチラ
引用:https://petrear.jp
チンチラは、チリの固有種であるネズミの仲間です。
最近ではペットショップで見かける機会も増えたのではないでしょうか。
体長は約25cmで、体重は約420~600gで、基本的に銀灰色の毛を持っています。
標高400~1600mの山の岩場で暮らすため、見た目に反して、運動能力が高く、1m以上もジャンプすることがあります。
チンチラは好奇心旺盛で人懐こい性格をしており、ペットとして飼育していると、手のひらでエサを食べてくれたり、腕の中で寝てしまうなど、可愛い姿を見せてくれるそうです。
寝顔はまるで仏様のような穏やかな顔です。
引用:http://swmcoms.com
この寝顔も、チンチラが愛されるポイントの1つだと言えるでしょう。
また、チンチラは1つの毛穴から100~150本の密集した毛皮を持っており、毛が細いため、触り心地が大変良いと言われています。
ペットとして飼育していると、チンチラの鳴き声で感情が分かるようになるそうです。
飼育する際は、日に日に気持ちを通わせることができるようになっていくことも楽しみの1つだと言えます。
引用:http://blog.livedoor.jp
10位 ノロジカ
引用:https://deerinfo.pro
ノロジカは、ヨーロッパから朝鮮半島、ユーラシア大陸に生息しています。
ニホンジカと比べると小型で、体長1~1.3mで、体高70cm前後、体重15~35kg程度です。
夏毛は赤褐色で、冬は淡い黄色になり、喉元にそれぞれ違った模様を持つという特徴があります。
角を持つのはオスだけで、角の先端は3つに分かれています。
この角は冬になると生え変わると言われています。
夜行性であり、夕暮れや夜明けに活発に活動します。
ディズニーが映画化して有名になった「バンビ」の物語の主人公である小鹿のバンビは、ノロジカを元にしていると考えられています。
まだまだ情報の少ない動物ではありますが、背中の斑模様や、小さな体など、見ていると守ってあげたくなるような可愛さがあります。
引用:https://matome.naver.jp
9位 マメハチドリ
引用:https://ikimono-matome.com
ハチドリは世界最小の鳥のグループです。
ハチドリの仲間は、花の蜜を吸うために他の鳥にはできない「ホバリング」ができる唯一の鳥としても有名です。
引用:https://matome.naver.jp
マメハチドリは、ハチドリの仲間の中でも最小の鳥です。
くちばしの先端から尻尾の先までの長さは4~6cmで、重さはたったの2gしかないとされています。
体色もとても鮮やかで可愛らしい印象を与えています。
キューバの固有種であり、湿原の森林に生息していることが知られています。
ここまで小さくなった理由としては、キューバに生息している他のハチドリとの生存競争に敗れた結果だと考えられています。
マメハチドリは他のハチドリが飲まないような小さい花の蜜を飲むようになり、その結果体もそれに合わせて小さく進化していったとされています。
繁殖期には、オスは顔の周りの飾り羽を目いっぱい広げてメスにアピールします。
子育てはメスが担当しており、巣はクモの巣や植物のワタを使って作られます。
巣のサイズは約3cm、卵のサイズは1cmと、コーヒー豆サイズです。
実際の写真を見ても、作り物に見えてしまいます。
引用:https://ikimono-matome.com
卵が無事に孵ったとしても、ヒナが小さいが故に少しでも強い風が吹けば、巣もヒナも飛ばされてしまう恐れがあり、母鳥は気が抜けません。
さらに、普通の鳥なら相手にしないようなアリですら、マメハチドリのヒナを狙ってやってくるとも言われています。
マメハチドリは体が小さいために、蜜を体内に溜めておくことができません。
そのため、常に蜜を飲み続けなければエネルギー不足になってしまうのです。
生息地のキューバでは、マメハチドリ同士がくちばしで突きあい、花の蜜をめぐって争っている姿が頻繁に見られます。
小さいもの同士のケンカなので見ている分には可愛らしいですが、マメハチドリたちは今日も小さい体で生きるのに必死なのです。
引用:https://matome.naver.jp
8位 バンドウイルカ
引用:https://pz-garden.stardust31.com
バンドウイルカは知能が高いことで知られており、多くの水族館のショーではカリスマ的な人気を誇っています。
カーブを描く口元は、微笑んでいるようにも見えて、愛らしく感じます。
バンドウイルカは群れで移動し、キーキー、ヒューヒューなどといった複雑な組み合わせの音を発して仲間同士でコミュニケーションを取っています。
バンドウイルカは世界中の暖かい海に生息しています。
主なエサは魚、エビやイカなどです。
バンドウイルカは反響定位を利用して獲物を追跡することが知られています。
1秒間に1000回ものクリック音を発し、その音が獲物まで到達した音は発信源のイルカまで跳ね返り、獲物の位置や大きさ、形状などの情報を得ていると考えられています。
オーストラリアに生息する群れでは、海綿を口にくわえて砂底を探り、獲物を探し出すといった行動が報告されており、これはバンドウイルカが道具を用いる証拠だと言われています。
引用:https://www.jalan.net
また、社会生活をしているバンドウイルカは仲間意識も強く、傷ついたものや弱ったものなどは周りの仲間が助けようとするという事例が報告されています。
船について泳いだり、ダイバーの周りに集まってくるなど、好奇心旺盛な一面も持ち合わせています。
引用:https://www.hotholiday.jp
7位 アルパカ
引用:https://4travel.jp
アルパカは南米アンデス山脈の湿潤高原地帯で、主に毛を利用する目的で放牧されています。
最近では、動物園で見かけることも増えてきました。
もふもふでボリュームのある毛で覆われたユニークな見た目が最大の特徴だと言えます。
ラクダの仲間ですが、ラクダのようなコブはありません。
しかし、長いまつ毛の愛らしいパッチリした目や、愛嬌のある顔立ち、しなやかな長い首などはラクダとよく似ています。
アンデスの高地は1日の寒暖差が50℃以上になる日もあります。
アルパカのボリュームのある毛は、暑い直射日光や凍てつく寒さや強風から身を守るのに役立っています。
引用:https://icotto.jp
草食性であり、爪や牙など攻撃する武器を持たないため、臆病でシャイな性格をしています。
臆病でありながら、好奇心旺盛であるため、人間に恐る恐る近づいていくこともあります。
この矛盾した性格も、多くの人から愛される理由の1つだと言えます。
大きくパッチリした瞳に、キュッと上がり気味の口角のために、ふとした時にアルパカが見せてくれる表情はまさに笑顔です。
引用:https://belcy.jp
穏やかな性格と、もふもふの体、そしてこちらまで笑顔になる表情を持つアルパカ。
最近では高齢者施設などを訪問して、日々人間の心を癒しているアルパカもいます。
6位 シマエナガ
引用:https://www.oricon.co.jp
シマエナガは、別名「雪の妖精」とも呼ばれます。
北海道に生息するエナガという鳥の亜種で、体長は14cmほどです。
丸い頭部や長い尾羽、短いくちばしといったような外見上の特徴はエナガと大差ありません。
しかし、他のエナガの仲間と違って、シマエナガは「雪の妖精」らしく、真っ白の毛で頭部が覆われています。
ゴマのような、ちょこんとしたつぶらな瞳が、多くの人の心を掴んだといっても過言ではないでしょう。
引用:https://www.jprime.jp
オスとメスに体色の違いはなく、森林で群れを作って暮らす習性があるとされています。
雪だるまのように体が丸く膨らんでいるように見えますが、これは寒さに耐えるために羽毛の中に空気をたくさん含んでいるからだと考えられています。
シマエナガは夏と冬では見た目が異なります。
冬場の体色は先ほど紹介した写真のように真っ白になり、雪だるまのように丸くなります。
しかし、気温の高い夏場は体を丸くする必要もないため、ボディラインはスズメのようにスリムになり、羽毛もうっすらと茶色がかったような色合いになり、冬よりも小さく感じます。
引用:https://chirp-bird.com
夏のシマエナガも可愛いですが、夏は山奥で生活をしているため、その姿を見る機会はなかなか無いそうです。
シマエナガは鳴き声も愛らしく、「ジュルリジュルリ」と鳴きます。
ぜひ、動画でその声を聞き、飛び回る姿を見て癒されてください。
5位 ラッコ
引用:http://www.aws-s.com
ラッコは水と密着した生活をしているイタチの仲間です。
イタチの仲間の中では体が最も大きく、体長は1~1.5mになります。
アメリカのカリフォルニアからアラスカ、アリューシャン列島などの沿岸域に分布していて、岩の多い磯を好んで数十頭の群れで生活しています。
後ろ足には水かきがあり、平たくひれ状になっていて、水中生活に適した体をしています。
ラッコはウニや貝類、カニなどの甲殻類や魚、イカ、海藻などを水面まで運んでから食べます。
ウニや貝類を食べる際は、胸の上に乗せて石を用いて叩き割って食べる習性があります。
ラッコは叩き割る石にこだわりを持っており、お気に入りの石を脇や陸に隠しておき、またその石を利用するということも知られています。
引用:http://www.city.kobe.lg.jp
ラッコの皮膚はだぶついていて、食べ残った貝類などを腹部のたるみの間に入れておく習性もあります。
毛は密生していて、長さも2.5cm程あり、冷たい水中にも耐えられるようになっています。
アザラシなどのような海獣類が蓄えている厚い脂肪は、ラッコには蓄えられていないため、防寒効果を維持するために常に毛づくろいをしています。
毛色は褐色や赤褐色ですが、年を取るにつれてだんだん白くなると考えられています。
休む時は、手のひらに毛のない前足を海の冷たさから守るために海から出して、バンザイをしたような格好になります。
毛の生えていない足は体温を奪われやすいため、手のひらを隠すように目の上に乗せる仕草も時々見せてくれるそうです。
引用:http://animalive.me
4位 タテゴトアザラシ
引用:https://ja.wikipedia.org
タテゴトアザラシは、北大西洋や北極海に生息しているアザラシの仲間です。
体長は180~190cmで、体重は120~135kgです。
体は全身灰色で、竪琴、もしくはアルファベットのUのような形の斑紋があり、これが名前の由来だと言われています。
さて、このアザラシのどこが可愛いのか、と疑問を抱いた方もいるでしょう。
模様は牛みたいで、体も大きく、ゴマフアザラシのようにコロコロもしていないため、「かわいい」というイメージは浮かびません。
タテゴトアザラシの魅力は、赤ちゃんにあるのです。
引用:https://4travel.jp
タテゴトアザラシの赤ちゃんは、真っ白でふわふわの毛に覆われており、真っ黒でつぶらな瞳を持ち、平安貴族の眉のような顔の模様があり、とても愛らしい姿をしています。
しかし、残念ながらこの姿が見られるのは生後2週間程度なのです。
この真っ白な毛は、外敵から自分で逃げることができない間だけのものであり、氷上での保護色の役目を果たしているのです。
母子で一緒に暮らすのはたったの2週間であり、母親は先に北の海へと去っていきます。
大きな流氷に守られながら、赤ちゃんたちは泳ぎを覚えて大人のアザラシに成長していくのです。
期間限定ではありますが、まるで絵に描いたマスコットキャラクターのような、はたまたぬいぐるみのような、思わず抱きしめたくなるような可愛さを秘めています。
引用:https://matome.naver.jp
3位 ジャイアントパンダ
引用:http://www.aws-s.com
ジャイアントパンダは、中国の高地の竹林に生息するクマの仲間です。
別名「シロクログマ」とも呼ばれるように、体ははっきりとした白黒に色分けられていて、極めて特徴的な毛色をしています。
白い部分の毛の1本1本は実は無色透明であり、光の反射によって白く見えるようになっています。
主に竹やタケノコを食べていますが、可愛らしい容姿と裏腹に、クマの仲間らしく、鳥や小型の哺乳類なども食べることがあります。
クマの仲間は物を掴むことは出来ませんが、ジャイアントパンダは笹などを掴めるように、手の構造が異なっています。
ジャイアントパンダの前脚には、5本の指の他に「第六の指」と呼ばれる突起があり、これを指のように使って上手に笹を掴んで食べることができます。
ジャイアントパンダは日本の動物園でも飼育されており、中国に行かずとも観察することができます。
ジャイアントパンダの可愛らしさの魅力は、少しドジで人間味のある動きをするところにあります。
引用:https://matome.naver.jp
動物園で観察していると、このような姿を見ることができるかもしれません。
ジャイアントパンダは絶滅危惧種としてレッドリストに指定されている動物です。
愛らしい姿をこの先ずっと見られるように、更なる保護が必要だと考えられています。
2位 メガネザル
引用:http://beastie-ani.com
メガネザルは、東南アジアに生息するサルの仲間です。
インドネシアやフィリピンなどの島に生息することが知られています。
特に、フィリピンのセブ島の南東にあるボホール島にはメガネザルの生息地として有名です。
体長は12~14cm程、体重は100g程度であり、手のひらにすっぽり収まってしまうサイズです。
人間の拳ほどのサイズの小さな体で木の枝から枝へピョンピョンと跳ね回る姿はあまりにも可愛く、まさに森の精霊のようです。
メガネザルの愛らしさの1つは、顔のほとんどを占める大きな目だと言えます。
引用:https://matome.naver.jp
この眼球1つの重さは約3gと言われており、メガネザルの脳の重さとほぼ同じであると言われています。
この大きな目は夜に動き回るメガネザルにとっては大切なもので、暗いところでもよく見ることができるとされています。
さらにメガネザルは、眼球自体をほとんど動かすことは出来ませんが、その代わりに首を180°回転させて真後ろを見ることもできるのです。
メガネザルは繊細な心の持ち主で、過度のストレスで自分の頭を硬いものにぶつけたり、水の中に頭を突っ込んで自殺すると言われています。
観光客が集まるボホール島では、フラッシュをたいて写真を撮ったり、触ることなどが禁止されています。
愛らしい目で見つめてくれますが、こちらは遠くから眺めるだけに留めておきましょう。
引用:https://matome.naver.jp
1位 フェネック
引用:https://www.travelbook.co.jp
可愛い動物として最も人気を集めたのがフェネックです。
フェネックはイヌ科キツネ属に属するキツネの仲間で、イヌ科の中では最も小さい動物です。
体長は36~40cm、体高15~7cmであり、小さな体にふさふさした尻尾を持っているのが特徴です。
特徴的な耳は、15cm程の長さになります。
北アメリカの砂漠地帯、サハラ砂漠、それに続く植物がまばらなステップ地帯に生息しています。
フェネックは夜行性で、砂漠に穴を掘って家族単位の群れで生活をしています。
引用:https://matome.naver.jp
大きな耳は放熱量を大きくして体温が上がりすぎるのを防ぎ、足の裏にも体毛が生えており、熱い砂の上を歩くのに適しています。
雑食性で、昆虫、小型げっ歯類、トカゲなどの爬虫類、植物の根などを食べています。
大きな耳と潤んだ大きな瞳、くるくると変わる表情や艶やかな体毛など、まさに可愛さを凝縮したような存在です。
そのようなところから、ペットとしてフェネックと一緒に暮らす人も増えているそうです。
しかし、元々野生の動物であり、人間に全てを合わせられる生き物ではありません。
フェネックと一緒に暮らしたい場合は、相応の覚悟と責任を持って、愛情深く接してあげてください。
引用:https://www.mirainoshitenclassic.com
まとめ
いかがだったでしょうか。
ここでは一般的に「可愛い」と絶賛される生き物を集めました。
「可愛い」の感じ方は人それぞれですので、様々な意見があるかと思います。
しかし、思わず頬が緩んでしまう生物ばかりだったのではないでしょうか。
ぜひ、お気に入りの癒しの生き物を見つけてみてください。