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史上最大の超巨大恐竜ランキングTOP10

太古の地球を支配していた恐竜たち、恐竜と言えば真っ先にティラノサウルスなどの獰猛な肉食恐竜をイメージする方が多いかもしれませんが、太古の地球にはティラノサウルスら肉食恐竜でも手出しできない圧倒的な巨体を持つ恐竜たちが存在していました。

そして、近年世界中で新たな巨大恐竜の化石がいくつも発見されています。

そこで今回は最新の超巨大恐竜ランニングをご紹介していきましょう。

10位 ブラキオサウルス


ブラキオサウルス(Brachiosaurus)は、中生代ジュラ紀後期から白亜紀前期初頭(約1億5000万年前 - 約1億4500万年前もしくは約1億1200万年前)まで、現在のアメリカ大陸やアフリカ大陸の一部に棲息していた、巨大な草食性恐竜の一種です。

とても有名な大型草食恐竜で、映画『ジュラシックパーク』にも登場しました。

その大きさは体長25m、体重50tと推定されており、1900年に世界で初めて発見されてから長い間、史上最大の恐竜と考えられていました。

近年になってアルゼンチノサウルス、セイスモサウルスなど更に大きな恐竜が発見され史上最大ではなくなってしまいましたが、現在でも大型恐竜の代名詞として紹介されることも多い恐竜です。

【最新】巨大草食恐竜ブラキオサウルスまとめ!生息地、大きさ、水中活動説ほか

9位 パラリティタン


パラリティタン(Paralititan)は白亜紀(9800万年前 - 9300万年前)にアフリカ大陸に生息していた恐竜です。

白亜紀の地層の浜辺の堆積物から発見されたことからParalititan(意味:「海辺の巨人」)と名づけられました

上腕骨は1.69 mで既知の白亜紀の竜脚類のものでは最も長く、体長は約26m、体重59tと推定されています。

他のティタノサウルス類同様、 幅の広い姿勢でおそらく防御のための皮骨を持っていたと推測されており、パラリティタンの化石は明らかに肉食動物によってあさられた痕跡があったことから、同世代に生息していた巨大な肉食恐竜であるカルカロドントサウルス、竜脚類のエジプトサウルス等によって捕食されていた可能性があります。

しかし、皮膚に装甲を持ち、最大で26メートルにもなったパラリティタンの成体には、敵はほとんどいなかったと考えられます。

 

8位 サウロポセイドン


サウロポセイドン(Sauroposeidon)は、中生代白亜紀前期、アメリカ合衆国(現在のオクラホマ州辺り)に生息した草食恐竜です。

大型草食恐竜として有名なブラキオサウルスと同系統でありながら、更に巨大な世界最大級の竜脚類の一つと考えられています。

これまでにオクラホマ州とテキサス州で発見されており、一部とはいえ見付かっている頚椎は竜脚類の中でも最長で、全長28メートル・体重50トンに達するとされています。

 

7位 ディプロドクス(セイスモサウルス)


ディプロドクス(Diplodocus)は、中生代ジュラ紀後期(約1億5000万- 約1億4700万年前)の北アメリカ大陸に生息していた大型草食性恐竜の一種です。

全長約25 - 32mですが、他の竜脚類と比べると華奢な体格で、体重は10 - 40t程度と見られています。

最大の特徴は、細めの体と長大な尾です。この尾は、強靭な筋肉によって鞭のように振るなど主に自衛のために武器として使っていたと考えられています。(全力で打ち振るわれた尾の先端部は、音速を超えたという説もあります)

 

6位 アラモサウルス


アラモサウルス(Alamosaurus)は中生代白亜紀後期(約9900万~約6500万年前)に北アメリカ大陸に生息していた代表的な竜脚類です。

ニューメキシコ州北西部のオホアラモ累層で発見されたことから「アラモのトカゲ」を意味するアラモサウルスと名づけられました。

化石はユタ州やテキサス州からも発見されているものの、数は少なく、これまで見つかった化石は全て部分的で、完全骨格は未発見です。

巨大な頚椎と大腿骨の存在が2011年に発表され、現在は全長は30メートルと史上最大級の竜脚類であったと考えられています。

 

5位 トゥリアサウルス


トゥリアサウルスはスペイン東部のジュラ紀-白亜紀境界付近である1億4000万年前の地層から発見された竜脚類恐竜です。

現在までにヨーロッパで発見されている中で最大の恐竜であり、体長は30 m程度ですが、体重は50tに達するとされています。

 

4位 フタロンコサウルス


フタロンコサウルス (Futalognkosaurus ) は、白亜紀後期(約9900万~約6500万年前)に南米に生息していた草食恐竜です。

これまでに発見された巨大竜脚類の中では二番目に完全な骨格化石が見つかっており、その全長は30メートル以上、体重は40~50トンと推定されています。

また、フタオンコサウルスは現地の言葉で「巨大最高位の竜」という意味だそうです。

 

3位 スーパーサウルス


スーパーサウルス(Supersaurus)は、中生代ジュラ紀後期(約1億5570万年前 - 約1億5080万年前)に、現在の北アメリカ大陸に生息した草食恐竜です。

これまでにアメリカのコロラド州ドライ・メサ発掘地(1972年)とワイオミング州のジンボ発掘地(1996年)で2体の化石の一部が発見されています。

恐竜の中でも特に巨大な種類であり、全長33メートル前後、体重は40トン以上と見積もられています。

ゾウと比較しての試算結果によると、一日におよそ550キログラムもの草を食べていたそうです。

 

2位 ティタノサウルス


ティタノサウルス(Titanosaurus)は中生代白亜紀前期(約1億4500万年前 - 9960万年前)に生息していた竜脚類の草食恐竜です。

その名はギリシア神話の巨神「ティーターン」に由来しており、以前は「チタノサウルス」、あるいは英語式に「タイタノサウルス」と呼ばれることもあります。

この恐竜の化石は、2012年にアルゼンチンとチリの国境に近いパタゴニアの採石場で発見されました。

その後、アルゼンチン古生物学博物館(Mef)や米国などの国際チームが中心となって18カ月間かけて全部で6体分の巨大恐竜のティタノサウルス類の化石を発掘し、発見場所にちなんで「パタゴタイタン・マヨラム(Patagotitan mayorum)」と名づけられました。

パタゴタイタン・マヨラムは、巨体を支える大腿骨や上腕骨が2.4メートル近くあることから、研究チームは、地面から肩までの高さが6メートル、長い首を伸ばせば15メートル近くに達すると推定。

鼻から尾の先端までの全身骨格を組み立てた結果、全長は37メートルとアルゼンチノサウルスに匹敵するサイズであり、体重は想定で70トンという史上最大級の巨体を持っていたと考えられます。

 

1位 アルゼンチノサウルス


アルゼンチノサウルス(Argentinosaurus)は、約1億1200万 - 約9350万年前(中生代白亜紀前期末期アルビアン - 後期初頭セノマニアン)の南アメリカ大陸に棲息していた史上最大級の草食恐竜です。

アルゼンチンのネウケン州で骨格化石の一部が発見され、1993年に同国の考古学者により発表されました。

発見されているのは脊椎骨、脛骨、不完全な肋骨、仙骨など一部のみですが、1個の脊椎骨だけで長さが130cmほど、脛骨は155cmほどもあり、これらのデータから全長は約35 - 45メートル、体重は最大で約90 - 110tあったと見積もられています。

ちなみに史上最大の恐竜であるアルゼンチノサウルスと人間の大きさを比較してみると

アルゼンチノサウルスの大きさがよくわかりますね。人間ではたとえ2mを超えるような大きな男性でもアルゼンチノサウルスの足元にもおよびません。

 

まとめ

全長30mの生物って、実物が生きていたらどんな感じなんでしょうね…?

技術の進歩などにより近年世界中で多くの新種の化石が発見されています。

今後も史上最大と考えられているアルゼンチノサウルスよりも大きな恐竜の化石が見つかるかもしれません。

今後の新発見が楽しみです^^



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