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超危険!世界最強の犬種ランキングTOP10(闘犬、警察犬、狩猟犬ほか)

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世界には200種類を超える犬種が存在すると言われています。

その中にはトイプードルやチワワなどの可愛らしい種類もいますが、群れで襲ってくる狼やコヨーテ、時には小型の熊や虎が相手でも立ち向かう屈強な犬種も存在します。

今回は世界最強の犬種をランキング形式で10位~1位まで紹介していきます。

 

10位 ドグ・ド・ボルドー

ドグ・ド・ボルドーは名前の通りフランスのボルドー地方原産の犬で、平均体重は36kg~45kg、体高は58cm~69cm。ボルドー・マスティフと呼ばれることもあります。

イングリッシュマスティフとボルドー地方に存在した犬を交配して作ったと思われるこの犬は、誕生したころはイノシシや小型の熊のハンティングに使用されていたものが、後に牛を追う仕事に使われるようになり、同時にアニマルバイティングやドッグファイティングにも出場するようになりました。

1989年にアメリカ映画『ターナー&フーチ』に主演のトム・ハンクスの相棒役で出演したことがきっかけで、フランス国外でも人気が出るようになり、同時にペットとしての需要も出てきました。

しかし本来は映画で描かれたような間抜けで憎めないといったものとは全く異なり、力強く、警戒心が強く侵入者を許さないという性格を持つ犬種のため、コンパニオンドッグとして飼育する場合は子犬の頃からしっかりとした訓練をする必要があります。

 

9位 アクバシュ・ドッグ

引用:http://dogsaholic.com

アクバシュ・ドッグはトルコ原産の犬種で、平均体重は41kg~55kg、体高は71cm~86cm。手足が長く、優れた視力を持つことからサイトハウンドの血が入っていると考えられる護衛犬です。

1970年代にトルコから初めてアメリカに輸出されて以降、コヨーテの群れから羊を守るのに使われるようなり、その活躍ぶりからアメリカでも高く評価を得るようになりました。

物静かで堂々としており頼りがいのある風貌をしていますが、多くの大型犬種が子供や猫のような自分より小さく、力の弱い存在に対しては優しい態度をとるのに反して、アクバシュは相手が誰であろうと侵入者は許さないという警戒心の強い性格をしています。

そのため真っ白な被毛に優し気な顔立ちを持つ犬種ですが、一般家庭でコンパニオンドッグとして飼育することは避けた方が良いとされています。

 

8位 キング・シェパード

キング・シェパードは1995年にアメリカ合衆国で誕生した、比較的歴史の浅い犬種です。平均体重は40kg~68kg、体高は63cm~73cm。

ジャーマンシェパードやアラスカンマラミュート、ピレニアン・マウンテンドッグといった犬種を交配して作出された大型のシェパードといった風貌のこの犬種は、発達した筋肉を持ち、機敏でスタミナがあり勇敢で働き者といった素晴らしい性質を持ちます。

ジャーマンシェパード同様に賢く自分が認めた主人には忠実な性格をしていますが、性格は穏やかでも屈強な犬種を掛け合わせて作った犬種ですので、嚙みつく力は相当なものと想像されます。

キング・シェパードのもとになっているジャーマンシェパードは死んだ飼い主を食べることが多い犬種でもあり、これは決して飼い主を恨んでのことではなく、神経が細いことから動かなくなった飼い主に対してパニックを起こしての行為と考えられているのですが、理由は何であれ頭部や内臓がボロボロになるほど人間を食いちぎる力があるということです。

より大型であることからジャーマンシェパード以上の力を持っていることが推測されますので、その気になれば相当の攻撃力を持つ犬種であると考えられます。

 

7位 ロットワイラー

ロットワイラーはドイツ原産の犬種で、平均体重は41kg~50kg、体高は58cm~69cm。1800年代にドイツ南部のロットワイラー地方で家畜を追ったり護衛をしたりするガードドッグとして飼育されるようになりました。

古代にイノシシ狩りで活躍した犬種を祖先に持つこの犬種は、勇敢で聡明なことから躾も入りやすく、現在ではガードドッグの他にも家庭犬や警察犬としても高い人気を誇ります。

しかし筋肉質な体つきとがっしりとした顎から想像ができるように噛む力が非常に強く、計測値は120kg~150kgとされており、これは野生のリカオンを凌ぐ数値です。

そのため訓練に失敗してしまった場合は歩く凶器となってしまう恐れもあり、1990年代にはアメリカで起きた犬に噛まれたことによる事故の半分はロットワイラーによるものであったり、2015年には日本でも同犬種に噛まれた女性が全治1ヶ月の大怪我を負うという事件も起きています。

 

6位 ドゴ・アルヘンティーノ

ドゴ・アルヘンティーノはアルゼンチン原産の犬種で、平均体重は36kg~45kg、体高は61cm~69cm。ピューマやジャガーなどの狩猟目的で1920年代に作出されました。

スペインの闘犬であるスパニッシュ・マスティフ、グレート・デーン、ブル・テリア、ボクサーといった犬種を掛け合わせて作られたこの犬種はスタミナがあり恐れ知らずな性格で、かつては集団で大型の肉食獣を狩ったとされています。

また好戦的な性格から、作出されるやいなやドッグファイティングの愛好家達の間で話題になり、興行を行う主催者側と観客側双方から高い支持を得るようになりました。

頭蓋はがっしりしており顎は非常に頑丈で、一度噛みついたものを離さないという習性を持ちます。

子犬の頃からしっかりとした服従訓練を行うことでコンパニオンドッグとしても飼育可能とされていますが、2015年にはトルコで散歩中のドゴ・アルヘンティーノが飼い主の手を離れて逃走、近くにいた幼児に襲い掛かって耳を食いちぎるなどの重傷を負わせたという事件も起こしています。

 

5位 ブラジリアン・マスティフ

ブラジリアン・マスティフは名前の通りブラジル原産の犬種で、平均体重は41kg~50kg、体高は61cm~71cm。1800年代に作出されたこのマスティフの一種は、家畜や大型動物を追跡、管理する目的でスパニッシュ・マスティフとブラッドハウンドを交配して誕生しました。

見るからに屈強な体形をしていることから攻撃力が高いことが容易く予想されますが、この犬種の恐ろしいところはブラッドハウンドから引き継いでいる優れた嗅覚と追跡能力です。

獲物を追い詰め、主人がやってくるまで身動きを取れなくさせることを得意とすることから、奴隷制度時代のブラジルでは逃亡した奴隷を追跡し追い詰め、冷酷かつ事務的に主人のもとに引き戻すという役目を果たしていました。

相手に対してひるむということが無く、度胸のある性格からアメリカやヨーロッパでも人気の犬種となりましたが、扱いが難しく攻撃的な性格になりがちなことからイギリスを始めとする複数の国で危険犬種として飼育を禁止されています。

 

4位 土佐犬

土佐犬は1800年代に日本で作出された犬種です。平均体重は89kg~95kg、体高は62cm~65cm。ジャパニーズ・マスティフ、土佐ファイティングドッグとも呼ばれるこの犬は、四国原産の闘犬にグレート・デーン、マスティフ、ブル・テリア、ブルドッグを交配して作ったとされています。

ドッグファイティングで戦う闘犬として作られた土佐犬は、現在の日本では平均体重30kg~40kgという小型化されたものがスタンダードとなっており、日本国内で闘犬が禁止された現在もアンダーグラウンドのドッグファイティングで活躍しているとされる犬種です。

闘うためだけに作出された犬種であるため攻撃性が非常に高く、相手が人間であっても他種の動物であっても気に入らなければ襲い掛かるという性質を持っています。そのため、小さい頃から様々な動物と慣れさせることで、うまく社会に順応できるように躾ける必要があるのですが、これに失敗したことによる凄惨な事故が後を絶ちません。

日本国内でも2014年に北海道白老町で海岸を散歩中の女性が2頭の土佐犬に襲われたことにより怪我を負い、そのことが原因で溺死するという事故が起きており、他にも散歩中の小型犬に土佐犬が襲い掛かり相手の犬が死亡するという事故も起きています。

いずれも飼い主が土佐犬に力負けしてリードをコントロールできていなかったことから起こっており、飼育を禁止している国が多数ある危険な性質を持つ犬種です。

 

3位 チベタン・マスティフ

チベタン・マスティフはチベット原産の犬種で、平均体重は64kg~82kg、体高は61cm~71cm。ヨーロッパ系マスティフのほとんどの血統の親であると考えられているこの犬は勇敢で大胆な性格を持ち、チンギス・ハーンが3万頭の同犬種からなる軍隊を作っていたという逸話も持ちます。

かつてはヒマラヤ地方やチベットで外敵から家畜を守るガードドッグの役目を果たしてきましたが、現在はヨーロッパでショードッグとして注目されています。

また2010年頃には中国の富裕層の間で飼育が流行し、特にライオンのようなたてがみを持つ大獅子頭型と呼ばれるタイプは高値で取引される傾向にありました。

しかし、本来コンパニオンドッグとしての飼育を考えて作られた犬種ではないため、躾に失敗するケースが多く、2012年にはTV番組の撮影に連れてこられた中国の女優の飼い犬であったチベタン・マスティフが共演者の顔面に噛みつき、31針も縫うほどの大怪我を負わせる事件が起きました。

その他にもショッピングモールで店主の飼い犬であった同犬種が買い物客の子供を噛み殺すといった事件も起きており、現在では飼育の難しさから中国でも敬遠される犬種となっています。

 

2位 カンガール・ドッグ

カンガール・ドッグはトルコ原産の犬で、平均体重は41kg~64kg、体高は71cm~81cm。

およそ1000年前にチュルク語を使用する民族が現在のトルコにあたる地域を侵略する際に連れていた犬が現在のカンガール・ドッグの祖先であると考えられています。

一般的に羊飼いが使用した犬、と聞くとボーダーコリーのようにハーディングをする犬種を思い浮かべますが、トルコの羊飼いは羊を外敵から守る護衛用に犬を使用していました。

そのためカンガール・ドッグは、狼や熊、羊を狙った盗賊などの襲撃から羊を守る役割を果たしており、飼い主に対して忠実な一方で侵入者に対しては容赦のない一面を持ちます。

また、非常に発達した筋肉を持ち、噛む力以外にも大型な体つきながら長い足を活かして最高時速50kmで走ることができたり、4.5tのトラックを牽引できたりといったように桁外れのパワーを持ちます。

力が強く体躯が巨大であることなどから家庭犬に向いている犬種とは言えませんが、賢く、群れの意識の強い愛情深い性格をしているため、小さい頃からしっかりとした訓練を行えばコンパニオンドッグとしての飼育も可能な犬種とされています。しかし、実際にはトルコでもガードドッグとしての飼育がメインであり、家庭犬として飼育されることはほとんどありません。

 

1位 アメリカン・ピット・ブルテリア

アメリカン・ピット・ブルテリアは1800年代にアメリカ合衆国で誕生した犬種です。平均体重は14kg~36kg、体高は46cm~56cm。

この犬種が作出された時代は世界中でドッグファイティングで闘わせるための犬種が作られていた時期であり、スタッフォードシャー・ブル・テリアをもとに絶滅した闘犬用のブルドッグや、その他多くの闘犬を交配して作られたと考えられています。

マスティフやカンガール・ドッグに比べると小柄ですが、敏捷性やスタミナ、闘争心に優れることや、超大型犬種に比べて軽い気持ちでコンパニオンドッグとして飼育する飼い主が多いことから、この犬種による事故は後を絶たず世界で最も危険な犬と考えられているのです。

アメリカでは飼育されている犬の数に占めるアメリカン・ピット・ブルテリアの割合は僅か6%であることに対し、犬によって起こった事故の6割強がこの犬種が原因であることが発表されており、被害者の半数は飼い主やその家族、同居人であるとされています。

2017年にはアメリカのバージニア州でアメリカン・ピット・ブルテリア2頭を連れて散歩していた女性が、突然飼い犬に襲われ、生きたまま食べられるという凄惨な事件も起こりました。

同じく2017年には日本で足柄SAに係留されていた同犬種4頭がポールを引き抜いて逃走、近くにいたチワワを噛み殺したうえ飼い主に襲い掛かるという事故も起きています。

一方でアメリカでもっとも有名なドッグトレーナーでもあるシーザー・ミランらこの犬種の愛好家は、子犬の頃からしっかりとした訓練をすれば人なつこい社交的な性格に育つと主張しており、実際にミラン氏が飼育していた雄のアメリカン・ピット・ブルテリアのダディとジュニアは他の犬の訓練を手伝うなど、温厚で理知的な性格をしていました。

しかしこの犬の強い部分にばかり着目して愛情深い面を引き出せない飼い主に飼われることが多いことから、多くの国で危険犬種として飼育が禁止されており、日本でも飼育に許可が必要な犬種とされています。

 

まとめ

犬というのは不思議な生き物で、特に大型以上のものは筋肉の付き方や牙の大きさ、骨を噛み砕ける顎の強さなどからどう考えても危険生物に分類される力を持っていても「犬だから大丈夫」という根拠のない安心感を持ってしまいがちです。そして、手に負えない犬種を安易に飼育した結果の事故が目につきます。

どんな犬種であっても相応しい環境で暮らしていれば無闇に周りを攻撃することないのでしょうから、ピットブルなどが起こした凄惨な事故の内容や、事故を起こした飼い主ではなく犬種そのものが糾弾されているのを見ると遣り切れない気持ちになりますね。




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