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【衝撃】史上最強の台風ランキング(強さ・風速・被害額・死者数等)

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毎年夏が近づくと気になるものの一つに台風がありますよね?

台風は、毎年日本に来襲し甚大な被害をもたらします。特に近年では地球温暖化の影響もあり、アメリカで2005年に発生した巨大ハリケーン「カトリーナ」など世界各地で強力な台風が猛威を振るっています。

しかし、過去にはカトリーナと同等もしくはそれ以上に強力な台風が北中米やアジアなどで発生し、大きな被害を出したことがありました。

今回は、台風の基本情報や過去に発生した超強力な台風を様々な角度からランキング化しご紹介していきます。

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台風とは?

台風(たいふう)とは、北西太平洋に存在する最大風速(10分間の平均)が17.2m/s以上の熱帯低気圧のことです。また、

「最大風速 17.2m/s」というのがちょっと分かりにくいと思いますが、17m/sはおおよそ60km/hくらいです。

簡単に言えば「60km/hで走る自動車の窓から顔を出した時に受ける風の強さ」と同じくらいです。結構強い風ですよね^^

 

台風・サイクロン・ハリケーンの違い

台風・サイクロン・ハリーケーンは基本的にはどれも同じように発達した熱帯低気圧を指す言葉です。発生場所や規模により呼び方が異なります。

東南アジア~東アジアおよびその近海(東経100度線から180度経線までの北半球)に中心が存在する熱帯低気圧を「台風」と呼びます。

また、同じ最大風速が17.2m/s以上の熱帯低気圧のうち、北インド洋と南太平洋にあるものは「サイクロン」と呼ばれ、北大西洋と北東太平洋の熱帯低気圧のうち最大風速が32.7m/s以上のものは「ハリケーン」と呼ばれます。

なお、世界気象機関の国際分類では発生場所に関係なく、熱帯低気圧を最大風速によりトロピカル・デプレッション、トロピカル・ストーム、シビア・トロピカル・ストーム、タイフーンの4段階に分類しています。

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観測機関別の分類

また、世界気象機関の国際分類とは別に、熱帯低気圧観測を行う機関ごとに分類されています。各海域の担当機関と分類は下記のとおりです。

  • 北大西洋:国立ハリケーンセンター(NHC:マイアミ)
  • 北東太平洋:国立ハリケーンセンター(NHC:マイアミ)
  • 太平洋北中部:中部太平洋ハリケーンセンター(CPHC:ホノルル)
  • 北西太平洋:気象庁(JMA:東京)、中国気象局(CMA)ほか
  • 北インド洋:インド気象局(IMD:ニューデリー)、タイ気象局ほか
  • 南西インド洋:フランス気象局(Meteo-France:レユニオン島)ほか
  • 南太平洋・南西太平洋:フィジー気象局(FMS:ナンディ)ほか
  • 南東インド洋:オーストラリア気象局(BOM:パース)ほか

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台風・ハリケーンの命名基準

英語名(アメリカ式)

アメリカではハリケーンの名称として英語圏の男女の人名リストを用いています。大西洋北部~北東部のハリケーンは、フロリダの米国海洋大気局国立ハリケーンセンターが、また太平洋北中部のハリケーンはハワイの同局中部太平洋ハリケーンセンターが、それぞれ命名しています。

名前は繰り返し使われますが、大きな被害を及ぼした台風については名前リストから削除され次回以降同じ名前が使われることはありません。

※アメリカ海洋大気庁(NOAA)
 https://www.nhc.noaa.gov/aboutnames.shtml

 

アジア名

2000年1月1日からは台風の国際的な呼称として、米国とアジア各国で構成された台風委員会が定める「アジア名」を用いることになりました。

アジア名のリストは大西洋海洋気象研究所のサイトで見ることができます。リストの名前は英語名と同様に原則繰り返し使用されますが、大きな災害をもたらした台風については以後は同じ名前を使用しないよう変更されます。
※世界気象機関 台風委員会:
 http://www.typhooncommittee.org/list-of-names-for-tropical-cyclones/

 

日本(台風番号)

日本では、第二次世界大戦後のアメリカ軍占領下では、アメリカ式を用いていましたが、サンフランシスコ講和条約発効後の1953年の台風2号以降、台風番号が導入されるようになりました。。

日本では、気象庁が毎年1月1日を区切りとして、台風が発生した順に台風番号を付けており、日本国内では通常はこの台風番号で呼ばれています。ただし、特に災害の大きかったものについては上陸地点などの名前を付けて呼ぶこともあります。

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台風の階級・大きさ・強さ

台風の勢力を分かりやすく表現する目的などから、台風は「強さ」と「大きさ」によって階級が定められ分類されています。

1:最大風速による分類

国際的にはWMOが最大風速によって分類しています。
なお、台風のうち風速が約70m/sを超えるものは特に「スーパー台風」と呼ばれます。

 

2:大きさによる分類

日本の気象庁は、風速15m/s以上の強風域の大きさによって台風に階級をつけています。

かつては1と2の分類を組み合わせて「大型で並の強さの台風」というような言い方をしていました。しかし、1999年8月14日の玄倉川水難事故を契機に、このような表現では、危険性を過小評価した人が被害に遭うおそれがあるという防災の観点から、気象庁は2000年6月1日から、「弱い」や「並の」といった表現をやめ、「小型で『中型で・ごく小さく』弱い『並の強さの』台風」と呼ばれていたものは、単に「台風」、「大型で並の強さの台風」は「大型の台風」と表現されるようになりました。

 

台風の記録

下記は、1981年 - 2010年のデータを基にした平均値の記録です。

  • 年間発生数:25.6個
  • 年間日本接近数:11.4個
  • 年間日本上陸数:2.7個

台風が日本近海に近づくと、ニュース番組などでは毎日のように台風情報を放送しているため、平均上陸数2.7個/年というのはかなり少ない数字に感じますよね?

これは、台風の被害が特に多い沖縄本島などの離島や小さい半島を横切り、短時間で再び海に出る場合は「通過」としてカウントされている為です。

台風が日本の海岸線から300km以内に入った場合に「接近」。台風の中心が北海道、本州、四国、九州の海岸線に達した場合を「上陸」としてカウントしています。

 

日本の台風ランキング

日本の史上最強台風ランキング

日本の史上最強のランキングです。気圧は台風が日本列島に上陸した時の中心気圧をもとにしています。
※台風の強さ=中心気圧の低さ(hPa)としています。

順位名称国際名中心気圧(hPa)上陸日時上陸地点
1第2室戸台風Nancy9251961年9月16日 9時室戸岬西方
2伊勢湾台風Vera9291959年9月26日 18時潮岬西方
3平成5年台風第13号Yancy9301993年9月3日 16時薩摩半島南部
4ルース台風Ruth9351951年10月14日 19時串木野市付近
5平成3年台風19号Mireille9401991年9月27日 16時佐世保市南
昭和46年台風23号Trix1971年8月29日 23時大隅半島
昭和40年台風23号Shirley1965年9月10日 8時安芸市付近
昭和39年台風20号Wilda1964年9月24日 17時佐多岬
昭和30年台風22号Louise1955年9月29日 22時薩摩半島
昭和29年台風5号Grace1954年8月18日 2時鹿児島県西部

日本史上最強の第2室戸台風(昭和36年台風18号、国際名ナンシー〔Nancy〕)は、1961年9月16日、室戸岬に上陸し、大阪湾岸に甚大な被害をもたらしました。

主な被害状況は下記の通りです。

  • 死者: 194 名
  • 行方不明者: 8 名
  • 負傷者: 4,972 名
  • 住家全壊: 15,238 棟
  • 住家半壊: 46,663 棟
  • 床上浸水: 123,103 棟
  • 床下浸水: 261,017 棟

また、第2室戸台風は日本の他グアムにも被害を出しており、日本上陸前の太平洋上では中心気圧888hPa、最大風速100m/sを観測しました。

 

台風の最大瞬間風速ランキング

最大瞬間風速のランキングです。台風情報等では最大風速と最大瞬間風速がありますが、最大風速とは10分間の平均風速の内での最大値のことです。

順位名称国際名最大風速(m/s)観測年月日観測地点
1第2宮古島台風Cora85.31966年9月5日宮古島
2第2室戸台風Nancy84.51961年9月16日室戸岬
3平成27年台風21号Dujuan81.12015年9月28日与那国島
4第3宮古島台風Della79.81968年9月22日宮古島
5昭和45年台風9号Wilda78.91970年8月13日名瀬
6昭和40年台風23号Shirley77.11965年9月10日室戸岬
7枕崎台風-75.51945年9月17日細島
8平成15年台風14号Maemi74.12003年9月11日宮古島
9昭和31年台風12号Emma73.61956年9月8日那覇
10昭和39年台風20号Wilda72.31964年9月25日宇和島

日本の台風史上最大の瞬間風速を記録した第2宮古島台風(昭和41年台風18号、国際名:コラ〔Cora〕)は、1966年9月に宮古島に上陸し、中心気圧918hPa、最大風速65m/s、最大瞬間風速85.3m/sを観測、負傷者41名、住家損壊7,765棟、浸水30棟の他、さとうきびの70%以上が収穫不能になり、野菜・果樹は全滅するなど農作物に大きな被害が出ました。

ちなみに風速85.3m/sは時速に換算すると307km/hです!

 

台風の大きさランキング

台風の大きさは風速15m/s以上の強風域の大きさを基にランキングにしています。

順位名称国際名強風域直径観測年
1平成9年台風13号Winnie2,350 km1997年
2昭和62年台風13号Freda2,250 km1987年
平成2年台風12号Yancy1990年
4平成9年台風25号Keith2,200 km1997年
5平成7年台風12号Oscar2,150 km1995年
6昭和61年台風10号Sarah2,050 km1986年
平成2年台風23号Kyle1990年
8平成8年台風9号Herb2,000 km1996年
9昭和56年台風24号Gay1,950 km1981年
平成13年台風4号Utor2001年

日本観測史上最大の平成9年台風第13号では、風速15m/s以上の強風域が直径2,350kmを記録しました。北海道稚内市から沖縄県那覇市までが直線距離で約2,500kmですので、その大きさは日本がほとんどすっぽり入ってしまうほど…。とんでもない大きさですね。

 

台風の被害額ランキング

被害金額は各災害に対する損害保険会社の支払額を基にランキングにしています。

順位名称損害保険金(億円)観測年月日被害地域
1平成3年台風19号5,6801991年9月全国
2平成16年台風18号3,8742004年9月全国
3平成11年台風18号3,1471999年9月熊本・山口・福岡等
4平成27年台風15号1,6422015年8月全国
5平成10年台風7号1,5991998年近畿等

平成3年台風19号(国際名:ミレーレ〔Mireille〕)は、1991年9月に発生し、日本列島に甚大な被害を与えた台風です。台風19号はフィリピン海上で中心気圧925hPa、最大風速50m/sという非常に強い台風に発達し、沖縄~北海道まで日本各地に被害をもたらしました。

台風が勢力を保ったまま日本列島を縦断した上、日本海を速い速度で北上する最悪な進路を取ったため、最大瞬間風速は阿蘇山で60.9m/s、広島市で58.9m/s、輪島市で57.3m/s、青森市で53.9m/sを記録するなど、最大瞬間風速は26箇所、最大風速は12箇所で観測記録を更新しました。死傷者の数は死者62名、負傷者1,261名で、保険支払額は、史上最高の5,679億円に達しました。

 

日本史上最悪の台風ランキング

各台風による死亡者数を基にランキングにしています。

順位名称死者行方不明負傷者上陸
1伊勢湾台風4,697人401人38,921人昭和34(1959)年9月26日
2室戸台風2,702人334人14,994人昭和9(1934)年9月21日
3枕崎台風2,473人1,283人2,452人昭和20(1945)年9月17日
4洞爺丸台風1,361人400人1,601人昭和29(1954)年9月26日
5カスリーン台風1,077人853人1,547人昭和22(1947)年9月15日

伊勢湾台風(昭和34年台風15号、国際名:ヴェラ〔Vera〕)は、1959年9月26日に潮岬に上陸し、紀伊半島から東海地方を中心とし、ほぼ全国にわたって甚大な被害を及ぼした台風で、伊勢湾沿岸の被害が特に大きかったことから「伊勢湾台風」と呼ばれることになりました。

犠牲者5,098人(死者4,697人・行方不明者401人)・負傷者38,921人にのぼり、ほぼ全国に及んだ経済的被害は破格の規模となり、明治維新以来最大の被害を出した台風で、犠牲者の数は、1995年1月17日に阪神・淡路大震災が発生するまで、第二次世界大戦後の自然災害で最多のものでした。

ほぼ全国に及んだ経済的被害は全壊家屋36,135棟・半壊家屋113,052棟、流失家屋4,703棟、床上浸水157,858棟、船舶被害13,759隻、橋梁の流失4,160箇所、堤防決壊5,760箇所など、そのGDP比被害額は阪神・淡路大震災の数倍、関東大震災に匹敵すると言われています。

伊勢湾台風は人的・経済的被害の規模の大きさから、明治維新以後で最大級の自然災害の一つとされ、室戸台風、枕崎台風とあわせて昭和の三大台風に挙げられています。

名古屋市公式 伊勢湾台風の記録

 

世界の台風ランキング(サイクロン・ハリケーンランキング)

史上最強の台風ランキング

全世界での史上最強クラスの台風をランキングにまとめました。台風の強さ=気圧(hPa)をもとにランキングしています。

順位名称気圧(hPa)観測年月日被害地域
1チップ(Tip)8701979年東南アジア
2パトリシア(Patricia)8722015年中米西部
3ジューン(June)8751975年南西太平洋上
4ノラ(Nora)8771973年東南アジア
5イダ(Ida)8771958年グアム近海
6マヒナ(Mahina)8801899年オーストラリア
7ヴァネッサ(Vanessa)8801984年グアム近海
8ウィルマ (Wilma)8822005年北中米カリブ域
9ナンシー(Nancy)8821961年日本
10ウィンストン(Winston)8842016年南太平洋
11メギ(Megi)8852010年東南アジア
12フォレスト(Forrest)8851983年日本
13ニーナ(Nina)8851953年中国等
14ギルバート (Gilbert)8881988年北中米カリブ域
15レイバー・デイ (Labor Day)8921935年北中米カリブ域
16リタ (Rita)8952005年北中米カリブ域
17アレン (Allen)8991980年北中米カリブ域
18カミール (Camille)9001969年北中米カリブ域
19リンダ(Linda)9021997年北中米西部
20カトリーナ (Katrina)9022005年北中米カリブ域

史上最強のハリケーン「チップ」は、日本では昭和54年台風20号と呼ばれる台風です。日本などに深刻な影響を及ぼし、太平洋海上で観測史上世界で最も低い中心気圧を記録しました。

10月6日にグアム近海で発生したハリケーンチップは、西太平洋を進みながら急速に成長しカテゴリー5のスーパー台風に成長しました。10月12日には中心気圧870hPaの世界最高を記録し、最大風速は70m/s(時速252km)でした。

その後、勢力を若干弱め10月18日に沖縄に接近した後10月19日、和歌山県白浜町付近に上陸。上陸時の勢力は中心気圧965hPa、最大風速35m/sで本州を縦断して岩手県北部から太平洋へ抜け、北海道釧路市付近に再上陸しました。

非常に大型でほぼ全国を暴風域に巻き込み、千葉県館山市で最大瞬間風速50.0m/s、東京で38.2m/sを記録し、鉄道や高速道路などの交通機関を麻痺させ、北海道東部では漁船の遭難が相次いだ他、釧路市では、死者・行方不明者67名という被害を出しました。

主な被害は下記のとおりです。

  • 死者110名、行方不明者5名、負傷者543名
  • 住家全壊139棟、住家半壊1,287棟
  • 床上浸水8,157棟、床下浸水47,943棟
  • 耕地被害25,451ha
  • 船舶被害19隻

 

ハリケーンの最大瞬間風速ランキング

史上最大の最大瞬間風速を記録したハリケーンをまとめました。

順位名称最大風速(m/s)観測年
1アレン (Allen)851980年
2レイバー・デイ (Labor Day)821935年
ギルバート (Gilbert)1988年
ウィルマ (Wilma)2005年
5ミッチ (Mitch)791998年
リタ (Rita)2005年
イルマ(Irma)2017年
8キューバ(Cuba)781932年
ジャネット(Janet)1955年
カーラ(Carla)1961年
カミール (Camille)1969年
アニタ(Anita)1977年
デビッド(David)1979年
アンドリュー(Andrew)1992年
カトリーナ (Katrina)2005年
ディーン (Dean)2007年
フェリックス(Felix)2007年
マリア(Maria)2017年

史上最強の最大瞬間風速を記録したハリケーンアレンは、1980年8月にカリブ、メキシコ、そしてテキサス州南部を襲った歴史上最強クラスのカテゴリ5のスーパーハリケーンでした。

大西洋で発生したアレンは、カリブ海でカテゴリ5のハリケーンへと激化し、中心気圧899hPa、最大瞬間風速85m/s(306km/h)を記録。勢力を長く維持しカリブ諸国、米テキサス州などに深刻な被害を持ったらしました。

アレンでは269人以上が死亡し、ハイチでは多くの住宅などが破壊され、作物の60%が被害に遭うなど、ハイチ・米国を中心に総額25.7億ドルもの被害が出ました。

 

ハリケーンの被害額ランキング

史上最大の経済被害を出したハリケーンをランキングにまとめました。

順位名称観測年月日ハリケーンの分類被害額被害地域
1カトリーナ(Katrina)2005年カテゴリー51250億ドル北中米・カリブ域
ハービー(Harvey)2017年カテゴリー4北中米・カリブ域
3マリア(Maria)2017年カテゴリー5916億ドル北中米・カリブ域
4サンディ(Sandy)2012年カテゴリー3687億ドル北中米・カリブ域
5イルマ(Irma)2017年カテゴリー5648億ドル北中米・カリブ域
6マヌエル(Manuel)2013年カテゴリー1414億ドル北中米西部
7アイク(Ike)2008年カテゴリー4380億ドル北中米・カリブ域
8ポール(Paul)1982年カテゴリー2299億ドル北中米西部
9ビアトリス(Beatriz)1993年トロピカルストーム288億ドル北中米西部
10ウィルマ(Wilma)2005年カテゴリー5274億ドル北中米・カリブ域

史上最大の被害をもたらしたハリケーンは2005年の「カトリーナ」と2017年の「ハービー」です。

ハリケーン・カトリーナは、2005年8月末にアメリカ合衆国南東部を襲ったカテゴリー5の大型ハリケーンです。カリブ海で発生し、フロリダ州に上陸。そして再上陸後のミシシッピ州ガルフポートやビロクシ、ルイジアナ州ではポンチャートレイン湖に面するニューオーリンズが壊滅的な被害を受け死者・行方不明者は計1900名に達しました。

ニューオーリンズでは湖及び工業水路の複数個所で堤防が決壊し、市内の陸上面積の8割が水没しました。罹災後、市の公共サービスは完全に麻痺し、市内の各地では廃墟のような街並みが広がりました。他の地域でもインフラが破壊され、30の石油精製工場が破壊され、農業や林業にも壊滅的な被害をもたらしました。

ハリケーン・カトリーナの動画

ハリケーン・ハービーは、2017年8月にテキサス州などを襲った巨大ハリケーンです。

テキサス州だけでも30万棟の建物と50万台の車両が被害・破壊され、石油精製工場が破壊されたことによる燃料不足とインフラの破壊により、多くの人々と企業が打撃を受けました。

ネダーランドでは総雨量が1539ミリという記録的雨量を記録し大規模な洪水が発生するなど、広範囲かつ壊滅的な被害はアメリカの歴史に残る被害額の大きい自然災害の一つとなりました。

ハリケーン・ハービーの動画

 

史上最悪の台風ランキング

史上最悪の死者を出した台風をランキングにまとめました。

順位名称観測年月日被害地域死者数
1ボーラ(Bhola)1970年バングラディッシュ500,000人以上
2コリンガ(Coringa)1839年インド300,000人以上
3ハイフォン(Haiphong)1881ベトナム300,000人以上
4グレート(Great Hurricane)1780年北中米・カリブ域27,500人以上
5ニーナ( Nina)1975中国229,000人
6ナルギス(Nargis)2008ミャンマー140,000人
7ミッチ(Mitch)1998年北中米・カリブ域11,374人以上
8ガルベストン(Galveston)1900年北中米・カリブ域8,000〜12,000人
9フィフィー(Fifi)1974年北中米・カリブ域8,000〜10,000人
10フローラ(Flora)1963年北中米・カリブ域7,186〜8,000人

史上最悪の被害を出したサイクロン・ボーラ(1970年)は、1970年11月に東パキスタンのボーラ地方(現バングラデシュ)とインドの西ベンガル州を襲った大型サイクロンです。

ベンガル・デルタ地帯の標高が低い島々が高潮に襲われ、少なく見積もっても20万5000人以上、最大50万人と推定される人命が失われ、サイクロンとしては史上最大級の犠牲者を出しました。近代以降の自然災害全般の中でも、1976年の唐山地震、2004年のインド洋大地震、2010年のハイチ地震に匹敵する史上最悪の自然災害の一つとされています。

 

まとめ

近年では地球温暖化により海水温が上昇する傾向にあり、その影響で大型の台風や50年に1度の大雨と呼ばれるような豪雨が増えています。

それを考えると、今後さらに超強力な台風が発生する可能性が高くなっており、日本を含め世界中で対策が求められています。

台風が近づいた時には「今までは大丈夫だったから」という考えは捨てて、行政などの避難指示に従い、命を落とすことの無いように十分に注意してくださいね。




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