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【劣悪】世界最悪の刑務所9選

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日本であれば、刑務所とは罪を犯した人の更生を手助けする施設ですが、世界には更生どころか、生きて出ることさえ叶わない地獄のような刑務所が数多く存在ます。

そして、その中に収容されている囚人の中には貧しさゆえに食料を盗んだ、貧しさゆえに1度だけ麻薬の運び屋をやったというだけで収監された人など、日本であれば執行猶予がついてもおかしくないような罪状で、終身刑を言い渡されているケースも数多く存在するのです。

私たち日本人の常識では考えられないような、おぞましい海外の刑務所を紹介していきます。

 

①サンテ刑務所(パリ)

サンテ刑務所は、パリ14区のアゴラ大通りの南沿い、モンパルナス墓地やパリ天文台からもほど近い場所に位置する刑務所です。

「パリ人肉事件」で知られる佐川一政が、日本に強制送還される前に一時期収監されていたことでも知られています。

1867年に開設されたサンテ刑務所は、テロリストを含む各種凶悪犯や政治犯、外国人犯罪者を数多く収容する、フランスで最も有名な刑務所の1つです。

かつては所内の死刑囚がアラゴ通りでギロチン刑に処されていましたが、1939年に公開処刑制度は廃止され、後にフランスでは死刑制度そのものが廃止となっています。

サンテという名称はフランス語で「健康」を指す単語から来ており、開設された当時は衛生管理も行き届き、模範的な刑務所であったそうです。

しかしながらその後の刑務所内の刑務所内の環境は劣悪で、2000年前後には10.5㎡程度の雑居房に常に3~4名の囚人が収容されていたとされます。

懲罰房には換気口すらなく、昼間も暗い部屋を60ワットの電球がぼんやりと照らしているだけ。備品と言えば悪臭が漂う汚いトルコ式便器だけで、懲罰房に入れられた囚人の自殺が後を絶たちませんでした。かつてサンテ刑務所は、世界で1番、自殺する囚人が多い刑務所として知られていたのです。

実際に1990年以降にサンテ刑務所では9件の自殺が確認されており、うち4件は懲罰房内で発生しました。この懲罰房に入れられるのには明確な基準はなく、ほんの些細な過失でも、刑務官が気に入らないと感じれば叩き込まれることがあったと言います。時には精神疾患を認められている囚人でさえ、懲罰房に連れていかれたそうです。


引用元:https://www.sudouest.fr/

サンテ刑務所については、1993年から2000年まで刑務所内で7年間働いていた主任女医、ヴェロニック・ヴァスール氏が、刑務所内の劣悪な環境や後を絶たない自殺未遂者、同性愛者の多さやHIV感染が蔓延っていること、所内での麻薬取引や看守による虐待と言った内情を暴露する書籍を出版しています。

彼女の暴露本が出版された当初、刑務所側は所内の醜聞をもみ消すためにフランス国内のマスコミに向けて、刑務所内の1日解放を行いました。

しかし、これが却って裏目に出てフランス国内で疑惑の目を向けらるようになり、サンテ刑務所の実態を多くの国民が知ることになりました。


引用元:https://www.la-croix.com/

そして、世論が行政を動かした結果、政府は100億フランもの予算をサンテ刑務所の改善に充てることを発表。上の写真が2019年現在に公開された改装後のサンテ刑務所の独居房のものです。

サンテ刑務所の環境は現在改善されつつありますが、この改革の立役者となったヴェロニック・ヴァスール氏は、環境の改善だけではなく刑務官の待遇の改善もなされなければ、所内での虐待をなくすことはできないと警鐘を鳴らしています。

またサンテ刑務所に投獄されている囚人の30%異常が不法滞在者であり、本来は刑務所に入るべきではない人が収監されているという問題点も、彼女は指摘しています。

このような課題が残されていることから、サンテ刑務所の改革はまだ始まったばかりと言えるでしょう。

 

②モンテンルパ刑務所(フィリピン)

モンテルンパ刑務所はフィリピンの首都・マニラ近郊にある刑務所で、1940年に開設されました。第二次世界大戦後には日本人戦犯が収容されており、うちの17名もが処刑されたことでも知られています。


引用元:https://news.abs-cbn.com/

モンテルンパ刑務所は、常時2万人を超える囚人が収容されていると言われるフィリピン最大の刑務所で、刑務所内では看守以上にプリズン・ギャングが力を持ちます。

プリズン・ギャングとは、犯罪者を更生させる目的の刑務所内において、麻薬の売買や賭博、果ては殺人まで手掛けるという囚人の秘密組織です。

モンテルンパ刑務所は、死刑囚や無期懲役囚が収容されるマキシマムと、懲役20年以下の中期有期刑の囚人を収容するキャンプ・サンパキダ、2つの刑務所の外に設置された軽微犯を収容するリビング・アウトの3種類の刑務所から構成されています。

言わずもがなですが、この中で最も危険なエリアがマキシマムです。マキシマムにはコンクリート製の棟舎が14棟並び、各棟の1階部分にはプリズン・ギャングが経営する食料品店や雑貨屋が設置されています。


引用元:http://www.tammydavid.com/

通常の刑務所は独房や雑居房ごとに施錠されますが、モンテルンパ刑務所は棟に施錠をするだけで、中で暮らす囚人たちは房舎内を自由に行き来することができます。

マキシマムの棟舎では寝台列車のような粗末な部屋が連なる1階部分に金も権力も持たない囚人が居住し、金か権力のいずれかを持つ囚人、例えば各プリズン・ギャングの幹部達は、2階の大広間にレンガやコンクリートブロックを積んで「コボル」と呼ばれえる小屋を建てて生活していると言います。

モンテルンパ刑務所の中で生き抜くためには、金を持つことと、どこのギャング組織に入るのかが最も大切です。どこのギャング組織に入るのかを決めたら、そこのギャングのシンボル(刺青)を体の右側のどこかに必ず彫ります。これは殺された人間がいた時に、どこの組織の人間なのかを判別するためなのだそうです。

囚人同士のリンチはもちろんのこと、殺し合いも日常茶飯事であるというのは、まともな刑務所では考えられないことです。このようなことが可能なのは、プリズン・ギャングと刑務所が金によって癒着しているからであり、モンテルンパ刑務所では恐ろしいことに出所前の囚人に、刑務所側が銀行強盗を指示するのだと言います。

指示したとおりに首尾よく銀行強盗を成功させた場合は、刑務所に奪った現金の半分を納めて出所、捕まった場合はマキシマムに逆送となります。

また、刑務官同士の権力争いが起きた際などには、プリズン・ギャングに相手の暗殺を依頼することもあるとされ、マキシマムの中は治外法権の無法地帯となっています。

 

③パデンバ中央刑務所(シエラレオネ)

西アフリカの大西洋岸に位置する国・シエラレオネ共和国にあるパテンバ中央刑務所は、世界でも有数の劣悪な環境の刑務所です。

建設時には200人程度の収容を見込んでいたものの、収容人数は1000人を超す過密状態であることが常態化し、囚人たちは裸同然ですし詰めになって生活しています。


引用元:https://plginrt-project.com/

刑務所内の衛生環境も劣悪で、ゴキブリが這いまわり、20人ほどの囚人が押し込められている雑居房にはトイレの代わりにバケツが1つ置かれており、そこからは常に糞尿が溢れかえっていると言います。

横になって寝る権利をめぐって囚人同士の争いも絶えず、受刑者の多くは何らかの病気に感染しています。中でも悲惨なのが、大人と一緒に収監されている10代の子供たちで、彼らはレイプや虐待のターゲットとされやすく、ほぼ全員がHIVに感染していると考えられているのです。

1000人以上もの囚人がいるにも関わらず医療従事者はたった1人で、とても十分な医療が行き渡るような状態ではありません。

シエラレオネの刑務所に収容されている囚人の多くは、窃盗や薬物の使用と言った軽度の犯罪を犯した人です。そのため現在、国連開発計画と米国がシエラレオネの法整備や刑務所の環境を改善する支援に乗り出しています。

シエラレオネには19の刑務所があり、パテンバ中央刑務所以外の刑務所もキャパオーバーで劣悪な環境にあると言います。そのため国連と米国は、まず国内の8ケ所の刑務所で、下水の整備を行うことを発表会しています。

 

④ラ・モデロ刑務所(コロンビア)

世界一のコカイン生産国として知られるコロンビアの刑務所には、麻薬関連の犯罪でつかまった囚人が数多く収容されています。麻薬中毒者も多く収容されていることから、囚人同士の争いが絶えません。

コロンビアの犯罪発生率はなんと米国の5倍を超え、毎年数多くの人が麻薬関連の犯罪で命を落としています。


引用元:http://japanese.newstime.jp/

コロンビアという国そのものが違法ビジネスで成り立っている部分もあるため、刑務所には常に数多くの囚人が収監されています。ラ・モデロ刑務所でも、本来の収監人数の2倍近い5000人超の受刑者が暮らしているのです。

2016年にはそんな過密状態のラ・モデロ刑務所の地下の下水溝から、100体を超える人間の遺体が発見されました。この遺体は行方不明になっている囚人のものと考えられており、2000年前後から刑務官らが囚人を殺して死体遺棄をしていたという疑いがあります。

ラ・モデロ刑務所は「死の刑務所」と呼ばれており、収監された人間が生きて出ることは不可能だと言われています。刑務官が囚人をどこかに連れていき、それきり行方が分からなくことは日常茶飯事。時には刑務所の近くにいる人間が中に連れてこられて、行方不明になることさえあるそうです。

コロンビアのスラムで生まれた人は、麻薬関係の犯罪に関わる以外に生きていく方法がないと言われています。雇われた麻薬組織で運び屋や売人をして家族を養っていくしか、生きていく道がないのです。

そんな彼らが刑務所に収容されたということは、何らかのミスをしたということで、刑務所から出たら麻薬組織に命を狙われるという人も数多く存在します。つまり、ラ・モデロ刑務所を含めてコロンビアの刑務所では、塀の中にいるのも地獄、出ても地獄という囚人も多いのです。

 

⑤ブラック・ドルフィン刑務所(ロシア)

刑務所に収容されている人数、受刑者の人数ともに世界トップクラスの数を誇り、度を越して環境が劣悪であることで知られるロシアの刑務所。そんなロシアの中でも、テロリストなどの政治犯やシリアルキラーなど、終身刑が確定されている凶悪犯罪者のみがロシア中から集められてくる場所が、オレンブルク州連邦局矯正コロニー6号、通称ブラック・ドルフィン刑務所です。


引用元:https://nypost.com/

ロシアの刑法では死刑が禁じられています。そのため最も重い刑が終身刑となり、ブラック・ドルフィン刑務所に入った囚人は死ぬまで塀の外に出ることは叶いません。

この刑務所に収容された囚人は、規則によってスキンヘッドにすることが義務付けられ、囚人服に着替えて牢獄へ向かいます。各牢は3重もの扉で硬く閉ざされており、時間帯によっては15分おきに刑務官と警察犬が前の廊下を巡回。その間はベッドに座ることすら許されず、狭い牢獄の中で直立していなければいけません。


引用元:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/

牢獄の外を歩くときは常に目隠しをさせられて刑務官に引き立てられ、所内では娯楽の時間は一切ありません。名目上は囚人に90分の運動時間が与えられていますが、彼らに許されたことは、屋内の狭いスペースを手錠を付けたままウロウロ歩くだけです。

この刑務所に収容されている囚人の中には小児性愛者やチェチェンのテロリストも多く、刑務官は彼らには人権は存在しないと考えています。食事も基本的には粗末なスープが出てくるだけで、囚人は生かさず殺さずの飼い殺しの扱いを受けているのです。

 

⑥ライカーズ刑務所(アメリカ)

世界中の囚人の25%はアメリカの刑務所にいる、と言われるほど数多くの囚人を抱えるアメリカ合衆国。多数の刑務所が存在するアメリカの中でも、最大規模と言われるのがニューヨーク州ライカーズ島にあるライカーズ刑務所です。

ライカーズ刑務所は正しくは拘置所であり、ニューヨーク市で逮捕された犯罪者が、州立刑務所に移送される前に身柄を拘束される場所です。懲役1年未満の軽犯罪者は、そのままライカーズ刑務所で刑に服しますが、多くの囚人は裁判が終わって刑期が確定したら、他の刑務所に移動して行くのです。

このように聞くと、あまり問題が起こる要素はなさそうに感じますが、拘置所の役割が強いにも関わらず、ライカーズ刑務所内ではリンチや殺人が日常的に行われていたことが発覚しています。

時にはライカーズ刑務所内での暴動が原因でアメリカ本土から伸びている橋が封鎖され、ライカーズ島そのものへの立ち入りが禁止される戒厳令が敷かれることもあるほどです。


引用元:https://jp.reuters.com/

ライカーズ刑務所では、2004年と2008年に複数の囚人が他の囚人をリンチして殺害するという事件が起こっています。そしてこれらの事件は、後に刑務所独自の「更生プログラム」に基づいたものであったことが分かったのです。

他の囚人に対する見せしめのためや、特に荒っぽい囚人のための鬱憤晴らしに生贄を用意して、刑務所が合意の下でリンチを行っていたことが明らかになったのです。

他にも刑務官によるレイプや、逆にプリズン・ギャングによる刑務官のリンチなど、ライカーズ刑務所内で起こった不祥事は枚挙にいとまがありません。

そして、これを受けて遂に2017年にはニューヨーク市長が向こう10年の間に段階的にライカーズ刑務所の規模を縮小、最終的には閉鎖する計画を発表したのです。

現在のライカーズ島には、島の面積1.7㎢内に10もの刑務所棟が建てられており、中には16歳~18歳の未成年を収容する施設もあります。明らかにキャパオーバーしていることも、ライカーズ刑務所の治安が悪化していることの原因であることから、ニューヨーク市内に新しい刑務所を5つ建設し、ここにライカーズの機能を移す計画も立てられていると言います。

 

⑦バンクワン刑務所(タイ)

タイのノンタブリー県にあるバンクワン刑務所は、重罪受刑者のみ4500人超が収監されている、タイで最も有名かつ危険な刑務所です。バンクワン刑務所内には処刑場があり、2002年までは刑務所内の処刑場で銃殺刑も行われていました。


引用元:https://www.bangkokpost.com/

バンクワン刑務所では、自分が生活するためのお金は刑務所内での労働で稼ぐ必要があります。この刑務所には麻薬がらみの犯罪で収監されている日本人も複数いますが、外国人犯罪者は刑務所内での労働が免除されるため、自分でお金を稼ぐ方法を考えなくてはいけません。

なにしろ、お金がないことには所内では満足な医療さえ受けられないのです。そのため持病のある囚人や、刑務所内で感染症にかかった囚人は薬を買うことさえできずに死体となり、袋詰めにされて刑務官に処理されます。

ほとんどの囚人が死刑か終身刑を言い渡されているバンクワン刑務所では、お金のある囚人が貧乏な囚人を雇い、マッサージや身の回りの世話をさせて小遣いを渡すと言います。貧しくて命を落とす囚人がいる一方で、刑務所内であってもお金さえあれば、何不自由なく暮らすことができるのです。

中には面会者から薬物などの高く売れる禁制品を差し入れてもらい、それを転売して暮らしている囚人もいて、雷魚の腹を裂いて、その中に禁制品を入れて差し入れをするケースもあるのだとか。

引用元:https://thailandchatter.com/

食事も自腹で買って食べるのが当たり前です。一応、刑務所側が支給する食事もあるのですが、養豚用のタイ米を唐辛子入りのナンプラーと酢で食べると言った極めて粗末なもので、これだけを食べて命を繋ぐというのは困難です。

また、刑務官による虐待や、囚人同士の争いに刃物が登場することも日常茶飯事で、これらのトラブルを回避するためにもお金が必要となるのです。

ちなみにバンクワン刑務所では、誰でも囚人に面会することが可能です。そのため、近親者ではなくても日本人受刑者を訪れて刑務所内の話を聞くことができ、意外と見ず知らずの人間が訪れても、同じ日本人というだけで歓迎されることが多いのだとか。

彼らの元を訪れる際は、日本の本や雑誌、日本のレトルト食品や缶詰などを差し入れに持っていくと、喜ばれることが多いそうです。食品や書籍の差し入れには規制がないようなので、興味のある方はバンクワン刑務所に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

⑧マウラ刑務所(マラウイ共和国)

アフリカ大陸南東部に位置するマラウイ共和国は、国そのものが貧しく、HIVの感染者と死亡者の多さで知られる国です。

そんなマラウイ共和国にあるマウラ刑務所は、所内の設備の酷さもさることながら、僅か60㎡の土地に200名もの囚人がひしめき合っているという度を越した過密状態が問題視されている刑務所です。

引用元:https://www.businessinsider.jp/

そもそもマウラ刑務所に収監されている囚人のうち、およそ1割の人々は犯罪者ですらありません。彼らは仕事を求めて南アフリカ共和国を目指して移動してきた難民や移民で、マラウイを経由して南アフリカに渡ろうとしたところ、不法入国で捕まり、収監された人々なのです。

貧しさに耐えかねて生活のために故郷を発った人たちが無作為に捕らえられて、弁解の余地すら与えられずに収監されているマウラ刑務所では、常時囚人がすし詰め状態で、1日の大半を同じ場所に座り込んで身動きを取ることさえできずに過ごします。

私たち日本人の感覚でいうと、常時通勤ラッシュの電車にいるような状態と言えるでしょう。

不法入国者たちは、自国に帰るということを誓約すればマウラ刑務所を出ることができます。しかし、自費で帰国する必要があるうえに、帰ったところで仕事もなく飢えて死ぬ道が残っているだけです。

劣悪な環境から、刑務所内での感染症や栄養失調で命を落とす囚人も少なくありません。マウラ刑務所ではNGOの国境なき医師団が援助活動を行っていますが、マウラ共和国の政府の意識が変わらなければ、不法入国者の囚人が増えることは避けられないと言われています。

 

⑨アニジオ・ジョビン刑務所(ブラジル)

ブラジルでは刑務所内でもギャングの争いが絶えず、ギャング同士の抗争では、見せしめのために心臓をくり抜くなどの残虐な行為が行われることも少なくありません。

麻薬をめぐって対立をしていたギャングが次々と逮捕されて刑務所に送り込まれ、外の世界での抗争の続きが刑務所内でも行われているのです。

引用元:https://afpbb.ismcdn.jp/

特に北部のマナウスにあるアニジオ・ジョビン刑務所では、2017年にギャング同士の抗争で56人が死亡しており、2019年の5月にも15人の囚人が抗争によって命を落としています。

2017年の暴動の際には、刑務所の壁を越えて外に死体が投げ出されたりとショッキングな様子であったことが報道がされました。また、2019年の抗争では、先をとがらせた歯ブラシなどが凶器に使われたそうです。

ブラジルは慢性的な刑務所不足に陥っており、敵対するギャング同士であっても配慮することなく同じ場所に収監されます。また、アニジオ・ジョビン刑務所は必要とされる人数の60%程度しか職員が配備されていないと言います。

このようなことから囚人への目が行き届かずに大規模な暴動がおこり、その度に警察が囚人を制圧しています。ブラジル政府は監視システムの強化を検討していますが、これにギャングが猛反発しており、公共機関などを襲撃する事件が相次いでいると言います。

 

まとめ

海外の劣悪な刑務所を紹介してきました。この他にも北朝鮮のキャンプ22など、地獄のような刑務所は世界各地に点在しています。現在、非人道的な刑務所を改善する働きも多く計画されていますが、建物を変えるだけではなく、刑務官の増員を図る必要もあることから資金繰りの目途が立たないケースも多くあると言います。

刑務所に入って地獄のような思いをする、と聞くと自業自得の印象を受けるかもしれません。しかし、刑務所環境が劣悪な国というのは司法制度そのものが整っていないことも多く、ろくな裁判も受けさせてもらえずに冤罪で無期懲役や死刑の判決を受けることも多いのです。



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