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【未解明】異次元空間は本当に存在するのか?物理学における定義と理論

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異次元空間やパラレルワールドなど、どこかここではない別の世界は昔から私たちの興味の対象でした。

特に創作の世界ではSFからファンタジー、近年では「異世界もの」と呼ばれるジャンルの小説も盛んに刊行されています。

実際に異次元空間は物理学を中心に研究が進められており、その存在が議論されています。

そこで今回は異次元空間は存在するのかを共に考えられるよう、理論と体験談を紹介していきます。

 

物理学における異次元空間の定義とは

異次元空間と俗に言われるものは、学問の世界では「多元宇宙」と呼ばれます。

多元宇宙は数学や物理学の理論上、存在する可能性のある宇宙の総称を指します。

主な例としては、以下のようなものがあります。

宇宙のインフレーション

宇宙はビッグバンという爆発で発生したというビッグバン理論は今や一般的に知られていますが、ビッグバン理論だけでは解明できない問題もあります。

そこで考案されたのがインフレーションという、「量子ゆらぎ」の拡大、膨張を経てからビッグバンが起きて宇宙が完成したというインフレーション理論です。

インフレーション理論は1970年代に初めて提唱され、多くの物理学者によって発展的に検証されています。

その中には現在の宇宙は私たちの生きる3つの空間次元においてのみインフレーションを起こしたというものがあります。

つまり、単純な距離の問題として私たちの住む星のはるか遠くにまで宇宙が広がっているということです。

この宇宙は私たちからでは干渉もできないほど遠くにあるため、実質的に多元宇宙であると言えます。

インフレーションの泡

インフレーション理論には、宇宙はいくつものボイド(泡)によって構成されているとするものもあります。

私たちの宇宙と同じ泡に属し、かつ距離が干渉できないほど遠くにあるものが先程紹介した多元宇宙のひとつです。

このほかにも別の泡に多元宇宙が存在しているという考えもあります。

同じ泡に属する宇宙は物理定数など、私たちの世界と同じ法則や同じ物質で構成されていると考えられています。

一方で違う泡の宇宙は、私たちの世界とは違う法則によって動いていると考えられています。

ブレーン宇宙論

物質の究極の基本は「素粒子」と呼ばれる粒(0次元)とする理論が一般的です。

ですが物質の基本とは素粒子ではなく、1本のひも状のもの(1次元)のものであるとする「超弦理論(超ひも理論)」というものが存在します。

ひもが振動すると、振動数の異なる「波」が生まれます。

この「波」が旧来の理論で言う「素粒子」に対応しています。

そして超弦理論を応用し、私たちの宇宙とは26次元という高次元の時空(バルク)の中にある4次元の膜(ブレーン)なのではないかと考える宇宙論がブレーン宇宙論です。

当然ひとつのバルクのなかには、私たちの宇宙が内包されるブレーンのほかにもいくつものブレーンが存在する可能性があります。

この他のブレーンこそが多元宇宙にほかなりません。

サイクリック宇宙論

宇宙は絶対的な始点や終点を持たず、ビッグバンで広がり、ビッグクランチによって収束する工程を繰り返しているとする宇宙論をサイクリック宇宙論と言います。

サイクリック宇宙論では現在の宇宙は30から50回ほど循環したのちの宇宙だと言われています。

サイクリック宇宙論自体は1930年代、アインシュタインの時代から存在しましたが熱力学の観点から否定されていました。

ですが超弦理論のアイデアを借り、2007年に考案されたバウム-フランプトンモデルによってサイクリック宇宙論は熱力学の課題を克服しています。

私たちの思う異次元空間とは趣が異なるかもしれませんが、私たちの宇宙が生まれる前に別の宇宙が存在した可能性は広義では多元宇宙と言えるでしょう。

またいわゆるデジャヴという現象が起きる理由がサイクリック宇宙論にあるという説も存在します。

エヴェレットの多世界解釈

量子力学には「ものの状態」を波動によって示す波動関数というものがあります。

「わたしは家にいる」という状態が成立するには、「わたしは家にいる」という波動を観測すればよいのです。

ですが波には複数の可能性が存在しています。

たとえば「わたしは家にいる」とき、「わたしは職場にいる」かもしれないし「わたしは海にいる」かもしれないのです。

一見この矛盾しているこの問題を「観測問題」と言い、オーストリアの物理学者エルヴィン・シュレーディンガーは「シュレーディンガーの猫」という思考実験で表しています。

理論上複数存在しているのに、実際にはひとつの結果しか観測されないというこの問題を、当時大学院生であったアメリカの物理学者ヒュー・エヴェレット3世は波動関数によって発生したすべての可能性を満たす世界が並行して存在しているが、私たちには観測できないと解釈することで解決しようとしました。

これを「エヴェレットの多世界解釈」と呼びます。

エヴェレットの多世界解釈は1957年に提唱されましたが、1976年にSF誌『アナログ』で取り上げられて以後多くのSF作品で使われてきました。

マイケル・クライトンの『タイムライン』やグレッグ・イーガンの『宇宙消失』が代表的でしょう。

日本ではSFのほかにうえお久光の『紫色のクオリア』、5pb(現:MAGES)の開発したゲームソフト『STEINS;GATE』などサブカルチャーの領域で広く扱われており、名前は知れ渡っているかもしれません。

人間原理

私たちの身の回りに起こる現象は様々な数字によって構成されています。

円周率(3.14)や黄金比(1:1.618)などが有名ですが、物理定数も各現象ごとに確認されます。

ですがなぜそういった数字が他の数字でなかったのか、という説明は困難です。

この「なぜこうでなければならないのか」という疑問に対して、「そうでなければ人間が観測できないためだ」と人間を中心にすえて解決をしたのが人間原理です。

人間原理に従えば、人間には観測のできない宇宙も存在していることになります。

 

実際に異次元空間の存在する証拠や証言を紹介

異次元空間に対する仮説は、いずれも理論の域は出ていません。

そもそも理論上観測できないものもあります。

ですが世界には異次元空間の存在する証拠や異次元空間に行ったと証言する人は確かに存在しています。

【実話】世界のパラレルワールド体験談14選

8分違いのパラレルワールド

2017年3月14日、北海道函館市のコンビニで偽の硬貨を使用した疑いでひとりの男性が逮捕されました。

男性は岐阜県のコンビニでも偽の500円玉を使って8500円をだまし取った疑いがあるとされているのですが、この男性が逮捕時に使ったのが「昭和65年発行の1万円硬貨」だったというのです。

普通偽の貨幣は、分からないように実在のものに似せて作るはずです。

ですが男性はありもしない和暦の、ありもしない硬貨を使っています。

そのうえ使われた1万円硬貨は本当の硬貨と見間違えるほど上質の素材を使っており、鋳造技術も高かったと言います。

この1万円硬貨、実は「8分違いのパラレルワールド」から来たものだと言われています。

8分違いのパラレルワールドはこの世界と8分だけ違いのあるパラレルワールドであり、ちょうど昭和が平成に変わるのと同時期に今の世界と枝分かれする形で誕生しました。

私たちの世界よりも天皇陛下の崩御が遅れているため昭和65年製の通貨が多く流通しているのです。

この8分違いのパラレルワールドの存在が知られ始めたのは2011年3月11日、東日本大震災が起きた後のことです。

なぜ知られるようになったかは定かではありませんが、確かに東日本大震災の被災者を中心にパラレルワールド、タイムスリップをしたという体験談が多く報告されています。

避難していた被災者の団体が乗る車が濃霧を超えた途端に、ヴィクトリア朝イギリスと江戸時代の日本を混ぜたような奇妙な町並みを目撃した例や、時空の穴に男性が飲み込まれたという例が代表的です。

時空の穴に飲み込まれた男性はタイムスリップしたと考えられています。

実際に1981年代に警察官を務めていた男性が、時空の穴に飲み込まれた男性と同姓同名の男性の訴えを聞いたと証言しています。

その男性は「自分は未来から来た。一度1960年代に飛ばされたが、今度は1980年代に来た」などと証言したそうですが、警察官だった男性はその訴えをまともに取り合わなかったそうです。

8分違いのパラレルワールドは数あるパラレルワールドの中でも物証や実際の証言なども多く、実在する可能性の高いものだと言われています。

トレドから来た男

1954年7月、羽田空港にひとりの旅行者の男性が降り立ちました。

身なりも立派で、ビジネスマンのように見えましたが、彼の提示したパスポートは「トレド」という存在しない国から来たことを示していました。

「トレド」と言うとスペインに同名の地名がありますが実在する地名は「Toledo」と書く一方、存在しない国は「Taured」と書きます。

男性は仕事の都合で時折東京とトレドを往復していると言い、トレド名義の国際免許も持っていたほか、日本語も非常に流暢でした。

男性の属する会社も存在しないもので、小切手も架空の銀行によるものでした。

母国語はフランス語で、トレドの公用語もフランス語だと男性も説明しました。

パスポートも国名がトレドとなっていたほかはヨーロッパの一般的なものと変わりません。

入国管理官は男性に世界地図を見せ、トレドはどこにあるかと尋ねたところ、男性はアンドラという国を指しました。

アンドラはフランスとスペインの間にある小さな国で、1814年の独立以来国名の変更もありません。

男性は困惑しながら、トレドは数世紀の歴史のある国だと述べたそうです。

結局トレドという国のことは何もわからず、男性は羽田空港から近くのホテルへ移され、一晩宿泊したのですが翌朝になると忽然とその姿を消していました。

このように本来存在しない国としては「ラクサリア」という例があります。

1851年、ドイツの小さな村を訪れたジェファー・ヴォーリンは自分がラクサリアという惑星から来た、と名乗りました。

ジェファーはドイツ語と共にラクサリアンという話し言葉とアブラミアンという書き言葉を使っていました。

イリヴィッチ文書

1986年4月26日、ソビエト連邦のチェルノブイリ原子力発電所で原子炉がメルトダウンを起こして爆発、多量の放射性廃棄物が漏えいする事故が発生しました。

いわゆる「チェルノブイリ原子力発電所事故」です。

この事故は発生当時ソ連政府により隠ぺいされ、西側諸国が気がついたのは発生から2日ほど経った後でした。

そのうえ事故への処置も遅れ、被害は発生したウクライナに留まらずベラルーシ、ロシアにまで広がったと言い、ウクライナの人口も500万人ほど減少したと言われています。

実は事故発生当時に原発のあったプリピャチという都市で奇妙な現象が発生していたという噂が立っています。

なんと住民がいくつもの「時空の穴」を観測し、その穴から過去の光景を見たり、住民が時空の穴に飲み込まれたりする事態が発生していたというのです。

時空の穴からは帝政ロシア時代やナポレオン戦争時代の光景が見えたほか、第一次世界大戦でドイツ帝国が運用した「ツェッペリン型飛行船」が表れ、プリピャチの近郊に墜落、炎上したとも言われています。

この奇妙な現象は当時ソ連の諜報機関KGBで原子科学部の職員をしていたセルゲイ・イリヴィッチが記録および調査を行い、『イリヴィッチ文書』として残していると言います。

時空の穴と原子力発電所の事故、放射性廃棄物の漏えいが関係しているかは不明です。

まとめ

今回は異次元空間は存在するのか、ということについて、実際に提唱される異世界世界についての仮説と実際に異次元空間から来た人物や異次元に関わる現象を紹介しました。

残念ながら現状では異次元空間が存在するという確たる証拠は何もありません。

ですが議論は活発に行われており、近い将来その存在や、こちらの世界と行き来する技術が完成する日も来るのかもしれません。

そのときには異次元空間に関連した多くの不思議な現象にも答えが出ていることでしょう。




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