30.オヒョウ
最大で全長4m、体重220kgというカレイに似た大型魚です。日本の北洋からオホーツク海、大西洋、ベーリング海、北極海などの冷たい海の水深400mから2000m付近の大陸棚に生息しており、 肉食で獰猛なため釣り上げた時に暴れ、漁師が怪我をすることもあるそうです。
29.タカアシガニ
日本近海の深海に生息する巨大な蟹で、現生の節足動物では世界最大になります。大きなオスが鋏脚を広げると4m以上、甲羅は最大で約40cm、体重は最大20kgに達します。水深150-800mほどの深海砂泥底に生息しています。
28.メカジキ
インド太平洋の熱帯・亜熱帯海域に広く分布しているカジキの一種です。カジキ類の中でも最大級の種で、最大全長4.3m・体重1182ポンド(536kg)という記録があります。
27.クレナイオオイカリナマコ
ナマコ最大の種の一つで最大では4.5mの記録があります。インド洋、太平洋の熱帯区域に広く分布し、底質が砂の浅いサンゴ礁に長く伸びているのが見られます。
26.クロマグロ
日本沿岸を含む太平洋の熱帯・温帯海域に広く分布する大型魚です。最も大きなタイセイヨウクロマグロで全長458cm、体重680kgという記録が残っています。絶滅危惧種に指定され、日本でも漁獲量が制限されています。
25.ピラルク
世界最大級の淡水魚として有名で、最大で体長5m以上にもなるとされている巨大な淡水魚です。南米のアマゾン川流域に分布し、沼地や川の流れのゆるい所に生息しており、現存するアラパイマ属唯一の種です。
24.ヒマンチュラ・チャオプラヤ
淡水域に生息するエイでは最大級。タイでは「プラークラベーン」と呼ばれています。全長は4.5 - 5m、体重は350kgを超える世界最大の淡水魚の一つです。
23.ダウリアチョウザメ
アムール川の淡水および汽水域に多いが、オホーツク海、日本海、太平洋の北海道の周辺海域にもまれに来遊することがあります。最大で6m、体重は1tを超えるまでに成長し、いわゆる古代魚の一種に分類されています。
22.ヒラシュモクザメ
シュモクザメ科としては最大で、全長6.1m、体重580kgに達することがあります。全世界の熱帯沿岸に生息し、頭の形からハンマーヘッド・シャークとも呼ばれています。個体数の詳細は不明ですが、乱獲の影響により絶滅危惧種に指定されています。
21.ホオジロザメ
側頭部が白いことが名前の由来でホホジロザメとも呼ばれています。映画ジョーズ等のモデルとして有名で、殺人ザメで知られており、毎年人が襲われる事故が発生しています。体長は最大7m、体重1.5t以上になります。
20.ミナミゾウアザラシ
アシカ種の中で身体が最も大きい種であり、オスは最大で体長7m、体重4t以上に達することもあります。亜南極圏に生息し、陸の生物に思われがちですが、陸上で過ごすのは繁殖をする夏のみで、冬は海洋で過ごしています。一夫多妻制のため、強い雄は一繁殖期で40頭もの雌を妊娠させることがあります。深海で餌をとることもあり深さ1,700mまで潜水することが可能です。
19.オンデンザメ
北太平洋の温帯から寒帯海域の主に深海に生息する巨大ザメです。最大全長7mと言われ、極めて長寿であることが分かっており、成熟するのに150年生きると言われており、最長4~500歳生きると考えられています。
18.ノコギリエイ
インド洋から太平洋の熱帯・亜熱帯海域の海水域の他、淡水域にも生息します。頭部から長く突き出たノコギリ状の吻という特徴があり、外見はよく似ていますがノコギリザメとは全く異なります。非常に大型で、最大7m、体重300kg以上に成長するとされています。乱獲により個体数が激減しており絶滅危惧IB種に指定されています。
17.マオナガ
全世界の熱帯から温帯、また亜寒帯海域まで広く分布します。全長の半分を占める長い尾鰭が特徴で、全長7.6m、体重348kgの記録があります。
16.メガマウス
目撃例が極めて少なく「幻の巨大ザメ」と呼ばれており、未だ多くの謎に包まれています。最大で全長7.1m、体重1.2t程度まで成長するとされています。
15.イタチザメ
体のまだら模様が特徴のサメで、「タイガーシャーク」とも呼ばれます。地中海など一部の地域を除き、世界中の温帯・熱帯海域に分布しており、沿岸域の視界が悪い濁ったような場所を好んで生息しています。非常に獰猛であり、ホホジロザメに次いで人や船の被害が多い「人食いザメ」の一つです。サメの中でも大型の部類で、最大で全長9.1m、体重3t以上という報告もあります。
14.ナイルワニ
アフリカ大陸、マダガスカル西部の主に河川や湖に生息しています。気性が荒く、家畜や人間が襲われることもある危険なワニです。体長7.6m、体重1t以上になると言われます。
13.イリエワニ
全長8.5m、体重1.2t以上という記録があり、爬虫類最大のワニの一種です。アジア~オーストラリア北部沿岸まで広く生息しており、現地では度々人が襲われる事故が発生することから人食いワニとして恐れられています。
12.オオチョウザメ
主にカスピ海や黒海に生息するサメで、キャビアとして有名な魚卵を採取するために捕獲され個体数が激減しています。100年以上生きるとされ、体長は最大で8.6m、体重2.7tという記録があり、ピラルクやメコンオオナマズを超えて世界最大の淡水魚とされています。
11.オニイトマキエイ
世界最大のエイで別名「マンタ」とも呼ばれます。世界中の熱帯・亜熱帯海域、とくにサンゴ礁周辺に生息しており、ダイバーの間では非常に高い人気を誇ります。体長は最大9m、体重3tにもなります。
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