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スゴい!驚異の特殊能力を持つ生物10選

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地球上に生息する生物には、私たちの想像を遙かに超える特殊能力を持つ生物が多く存在しています。

陸にすむ生物から海の生物まで、進化の過程で獲得した素晴らしい能力を持つ生物を見ていきます。

ミミックオクトパス

ミミックオクトパス

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ミミックオクトパスは、「Mimic octopus=まねをするタコ」という名がついているとおり、擬態をしてものまねをするタコです。

ミミックオクトパスは、他の捕食者に擬態して自分の身を守ります。

普通の擬態する生物はひとつの擬態を極めるのですが、ミミックオクトパスの擬態の種類は多岐に渡っていて、レパートリーは20種類以上あるとされています。

腕を同じ方向にそろえて泳いでヒラメに擬態したり、2本の腕を広げてウミヘビに擬態したり、腕をミノカサゴのヒレのように広げたり、腕を体部から垂らしてクラゲに擬態したり、そのほかにも、カニ、エビ、エイ、イソギンチャク、ヒトデなどにも擬態できます。

さらに驚くべきことに、獲物や敵に応じて、擬態するかたちを決めているのだそうです。

テッポウエビ

テッポウエビ

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テッポウエビは十脚目テッポウエビ科に分類されるエビです。

わずか数cmの小さな体のテッポウエビですが、とても大きなハサミを持っていることが特徴で、大きなハサミを素早くかち合わせることで、プラズマの閃光を伴った衝撃波を発生させることができます。

ハサミをかち合わせた瞬間に気泡が発生して破裂することによって、プラズマの閃光と4,400℃という超高温が生じるのです。

発生した気泡は瞬間的に1,000気圧に達し、同サイズの生き物であれば、この気泡に当たっただけで一瞬で気絶すると言います。

テッポウエビはこの衝撃波を、狩りや自己防衛に利用することはもちろんのこと、珊瑚礁に巣穴を掘ったり、スナップ音で仲間とコミュニケーションを取ったりもしています。

サバクツノトカゲ

サバクツノトカゲ

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サバクツノトカゲは、トカゲらしからぬずんぐりとした体型をしていて、「Horned toad(ツノのあるカエル)」という別名を持っているトカゲで、カナダ南部からグアテマラにかけての砂漠地帯などで生息しています。

サバクツノトカゲは自衛手段を多く持っているのです。

まず、ずんぐりとした平らな体を生かして地面に擬態することで、天敵から気づかれないようにしています。

ですが、もし天敵に見つかってしまったら、体を風船のように膨らませることで、敵をひるませて威嚇します。

それでも駄目な場合には、とっておきの防衛術があります。

サバクツノトカゲは、天敵の目を狙って、自分の目から相手が嫌がる成分を含んだ血液を放出するのです。

この攻撃では体内の1/3もの血液を使うため、まさに捨て身の防衛術と言えます。

コトドリ

コトドリ

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コトドリは全長80~100cmの鳥で、オーストラリアの国鳥です。

コトドリの特殊能力は、音真似で、ありとあらゆる音をコピーすることができることで知られています。

その音とは、生き物の鳴き声や自然界に存在する音に限らず、チェーンソーの音やカメラのシャッター音、車のブレーキ音、銃の射撃音といった人工的な音までも、完璧に真似ができるのです。

コトドリが生息している地域では、決して子どもの名前を呼んではならないと伝えられています。

なぜなら、親が子どもを呼んだ声をコトドリに聞かれてしまうと完璧に真似をされ、子どもがコトドリの声を親の声と思い込んでついて行ってしまい、迷子になるかもしれないとされているからです。

ハダカデバネズミ

ハダカデバネズミ

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ハダカデバネズミは、その名の通り体にほとんど体毛が生えていないネズミです。

ハダカデバネズミは驚異の体を持っていることで知られており、人間の医療にも役立つ可能性があります。

熱からくる痛みを感じないほか、無酸素状態におかれても18分耐えることができます。

ハダカデバネズミはガンに対して高い耐性を持っていて、発がん性物質を注射したり、腫瘍を移植したりしてもガンになることがありません。

そして、老化に対しても高い耐性があり、年を取っても死亡率が上がることはありません。

年を取っても健康な血液機能を維持することができるのです。

ハダカデバネズミの持つ、この驚異の性質を研究することで、人間の寿命を延ばしたり、老化を食い止めることにつながるのではと期待されています。

カーディナルフィッシュ

カーディナルフィッシュ

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カーディナルフィッシュは、スズキ目テンジクダイ科スジイシモチ属の魚です。

観賞魚として日本に輸入されることもたまにあります。

カーディナルフィッシュは、口から青白い炎のような光を吐き出して自分の身を守るという能力があります。

この青白い光は自分で作り出しているわけではなく、ウミホタルを捕食することで生じる現象です。

ウミホタルは生物発光することができるプランクトンで、化学物質のルシフェリンとルシフェラーゼを作り出し、刺激を受けるとそれを混ぜ合わせて発光する性質があります。

カーディナルフィッシュがウミホタルを補食して、その後に自身が危機にさらされると、体内のウミホタルを一気に放出することで、青白い光が口から発射されるのです。

ハチドリ

ハチドリ

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ハチドリは鳥類で最も体が小さく、体重は2~20g程度です。

毎秒55回もの高速の羽ばたきをすることができ、空中で静止(ホバリング)しながら花の蜜を吸います。

また、時速60マイル(約96.5km/h)というすさまじい速さで移動することもできるのです。

昆虫を除いた全ての動物の中で最も代謝が活発とされるハチドリの心拍数は毎分1260回で、飛行している時の筋組織の酸素消費量は、人間のアスリートの10倍にもなるとされます。

ハチドリは止まっているときにも代謝が激しいので、睡眠するたびに10%も体重が減ってしまいます。

そのため、エネルギー消費を少しでも抑えるために、まるで冬眠する動物のように、体温を低下させて心拍数も低下させながら睡眠をおこなっているのです。

バシリスク

バシリスク

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バシリスクは、南アメリカ大陸の南部に多く生息しているトカゲ亜目に属する生き物です。

全長は60~80cm、体重は300gほどになります。

バシリスクの仲間には、最大種となるチャイロバシリスクや、鮮やかな緑色をしているグリーンバシリスク、アメリカ合衆国フロリダ州に移入してきたノギハラバシリスク、ギザギザバシリスクなどの種類がいます。

バシリスクは、水辺の木などで餌を待ち構えていますが、身の危険を感じると、水面を全力疾走で駆け抜けて逃げ去ることが出来るのです。

イエス・キリストが水の上を歩いたという伝説があることから、「キリストトトカゲ(Christ Lizard)」というあだ名も付いています。

バシリスクが水面を走ることが出来る秘密は後肢にあります。

バシリスクの後肢の指はたいへん長く、房のようにところどころに膨らみがあるのです。

この指のおかげで水の抵抗を増し、足と水面の間に空気を入れることで沈まずに走ることが出来ます。

カンガルーネズミ

カンガルーネズミ

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カンガルーネズミは、体長10~20cm、尾長10~22cmのネズミで、たいへん長い後ろ肢と尻尾を持っています。

その長い後肢と尻尾を使って、まるでカンガルーのように跳ぶことができるため、カンガルーネズミという名前がついています。

通常の生物は水を飲まないとすぐに死んでしまいますが、カンガルーネズミはなんと3年間も水を飲まなくても死ぬことはないという驚異の体をしています。

水をほとんど飲まなくても、餌としている植物や植物の種に含まれる水分だけで生き延びることが出来るのです。

餌の植物の種は、できるだけ水分が失われてしまわないように、種をしっかり保存する工夫も怠りません。

カンガルーネズミの巣の出入り口は数か所あって、日中は出入り口にフタをしておくことで、巣の中の湿度を外に漏らさないようにしています。

オラヴィウス・アルガルヴェンシス

オラヴィウス・アルガルヴェンシス

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オラヴィウス・アルガルヴェンシスは、コイルのようにクルクルと巻いている体をしている生き物で、見た目は生き物というよりは、内臓器官のように見える不思議な生き物です。

オラヴィウス・アルガルヴェンシスは究極のエコ生物とも呼べる、不思議な能力で生息しています。

オラヴィウス・アルガルヴェンシスには、口や胃や腸といった消化器官がありません。それどころか、腎臓や肛門もないのです。

このような生物がどうして生きていけるのかというと、体内にいる共生細菌が4種いて、細菌が栄養分を作り出したり、体内で不要になった廃棄物を処理したりしているのです。

オラヴィウス・アルガルヴェンシスは、この共生細菌に安全な場所を提供しているだけなのです。

まとめ

バリエーション豊かな驚異の特殊能力を持った生物をご紹介しました。

見た目に特殊なものから、見た目からは想像できないような不思議な生態と能力を持ったものまで、実に様々な生物が地球上に生息していることがよくわかります。



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